2月21日、日曜日。
いよいよ産婦人科へ。
初めての産婦人科だったので、すっごく緊張していました
彼も付いてきてくれましたが、病院に入っていいのか分からなくて、近くのファミレスで待ってもらうことに。
でも病院の中に入ってびっくり
お腹の大きい妊娠さん、
旦那さんや子どもでいっぱい
とても幸せで穏やかな空間がそこには広がっていました
休日ということもあって、病院の中は混み混み。
席も空いていなかったので、立っていました。
5分ほど立っていたら、健診を終えた妊娠さんが、座っていた旦那さんに
『立ちなよー!』と一言。
そして私に席を譲ってくれました
優しさで溢れているあの空間がすごく好きになりました
初診ということで、予約もしてなくて待つこと1時間。
ようやく呼ばれました。
ついに運命の瞬間です
診察台にあがり、目の前のモニターを凝視。
最終月経から数えて、6週目。
赤ちゃん見えるはずだょね…。
先生『うーん、まだ袋しか見えないなぁ。』
その言葉を聞いた瞬間、脳裏に昔のことが浮かびました。
実は、私。
去年妊娠反応が出て、6週目で婦人科を受診しました。
その時も言われた言葉。
『袋は見えるけど、赤ちゃんはまだ見えない』
そして7週目で出血。
結果は化学流産。
赤ちゃんは見えなかったけど、ほんの少しの時間でも、自分の中で赤ちゃんが生きようとしてくれたんだと思うと、すごく悲しくて、彼と二人で泣きました。
先生の言葉を聞いて、そんな苦い思い出が蘇りました。
でも
『確実に妊娠してるから。赤ちゃんがまだ見えないのは、排卵が遅れただけだと思うから、体には気を付けて。』
という先生の言葉を信じて、病院を後ににしました。
彼も手放しでは喜べない表情。
その日から、無理せず、走らず、重いものは持たないように心がけました。
大好きなビールもストップ
赤ちゃんがちゃんと育ちますように
そう願いながら、彼と手をつないで、お家までゆっくり歩いて帰りました。