これは2012年(平成24年)12月、退院後初めての
通院で行う抗がん剤治療の時に起きたエピソードです。
急に思い出したので忘れる前に書いておこう。
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入院中、同じ病室だったAさんが
何かの治療(?)を受けて病室に帰ってきました。
「もう!あの新米のB先生、ルート取りの注射、
ホントに下手くそ!7回も失敗したのよ、
痛かった~!」
と腕を押さえながら
ボヤいていました。
それまで一回も失敗されたことがない私は
「え?下手くそな先生がいるの?」
とビックリ!(;゚Д゚)
「新米だからね、仕方ないよ。
皆、練習して上手くなるんだから。
ま、私達が実験台、モルモットになってあげないとね、
せいぜい練習して上手くなってもらいましょう!
でもね、実際、痛かったわ!勘弁してよ!
ブツブツ」
そうだよね、
誰だって最初から上手にできないよね。
経験を積んでうまくなっていくんだよね。
とっても素直な私 (●´σД`●)ゞ エヘヘ♪
はそう思いました。
で、
通院での初めての抗がん剤治療の日。
私は不安で不安で。
入院中に第一回目の治療をしたので、
これが2回目でした。
入院中は先生や看護師さんも
いたし、ベッドの上だったし、
何か起きても不安はありませんでした。
それに1回目はほとんど副作用は出ない、
と聞いていて
本当にその通りに
全く副作用はありませんでした。
でも2回目からは違うよね、副作用、出るんだよね、
大丈夫かしら?
終わった後、電車で一人で帰れるかしら?
ドキドキ。
(結果、全然大丈夫でした、治療中もガーガー寝てました)
でも!
問題は抗がん剤が始まる前に置きました。
同じ病室だったAさんが愚痴ってた
下手くそなB先生がなんとルート取りの先生だった!
ゲゲゲ!
案の定、6回失敗されました。
もちろん先生は何度も「ごめんなさい」と
謝ってくれて
ケモ室のベテランナースさん達も
私のそばで手を握ってくれて
先生の下手さにイライラしているのが
わかったし
でも何も言えないし。
ただ無言の重圧がすごいのなんの!
B先生が気の毒になったくらい。
(B先生、まだ20代?
ベテランナースさん達、40代?)
もう痛くて涙目で始まった抗がん剤治療、
私は家族と親友に早速スマホで
「新米の先生だったから注射の針を6回も刺しなおされて
痛かったよ~泣いちゃったよ~(涙、涙)」とメール。
すると!
家族と親友の返事が全くの同じ文章で。
「なに~そんなの許さん!
なんで新米の下手くそにそんな大事な作業を
やらせるんだ、上手な人にやらせるべき!
そうでなくても不安でいっぱいな患者なのに!
泣かせるなんて!ひどすぎる!
私がクレームの電話を入れる!
文句を言ってあげる!
絶対に黙っていてはダメ!」
その権幕にビックリ(;゚Д゚) ひえ~
二人とも怒りすぎじゃない?
(でもちょっとスッキリ)
でもそうなんだ、
怒ってもいいんだ?
黙って我慢しなくていいんだ?
↑
↑
↑
あまりにも主体性のない私、
自分でもあきれます。。。。。
ヽ( )`ε´( )ノ
バカじゃないの、私
でも今まで病気をしたこともない私は
お医者さんには絶対服従、の考えで
文句を言うなんて考えたこともなかったのでした。
でも家族と親友は病院経験(?)が
豊富なのでものすごくハッキリ
言ったりができるそうです。
当たり前なんだけど。
私は同じ病室だったAさんの言っていたこと納得できるし、
家族や親友の言っていることもわかるし。
で?
結論から言うと!
残り4回のケモ、
またB先生がルート取りをするのが
わかったのが1回あり、
速攻でベテランナースさんに
「変えてほしい!」と訴えて
別の先生に変更してもらうことができました。
もちろん一回でばっちり、
上手な人は全然、痛くないのよね!
先生の変更、ナースさん達は走り回って
ちょっと大変そうで、それは悪かったな、と
と思いましたが後悔はまったくしていません。
こういう場合は患者の主張をしてもいいんだ、
と私に考え方を教えてくれた家族と親友に
感謝しています。
そうでなかったら「私は練習台だから我慢しないと」
とずっと思っていたことでしょう。