うちの猫が可愛すぎる、この可愛さは後世に残すべきだ!と思い立ち、ブログを始めてみました。



今日は初回ということでチャオ(マンチカン!)との出会いを綴ろうと思います。


チャオと出会ったのは私が23歳、社会人2年目の時でした。


その頃の私といったら仕事の遅さから毎日残業、たまの休日も上司のご機嫌を取るために飲み会、飲み会、飲み会の毎日で、心身共に疲弊していました。


そんなある日、飲み会の帰り道で私はチャオと出会ったのです。


チャオは黒と白の整列した毛並みにある種の荘厳さを讃えていて、そのつぶらな瞳には、その瞳の深みに吸い込まれていって消えてしまった哀れな猫好きがいるのではないか、黒の窪みへと消えていった人の帰りをいまだに待っている親族がいるのではないかと、こちらを心配にさせるほどの冷たく、優美な風格を漂わせていて、それはそれは何かの神として崇めたい気持ちになるほどの物でした。


チャオは段ボール箱「ご自由にどうぞ」の中にちょこんと座っていました。


私がチャオを連れ帰ることにしたのにも関わらず、ご自由にどうぞの箱に入っているのは私の方で、チャオが私のことを選んでくれたのではないかと錯覚するほどチャオは落ち着いた様子でした。


そんな神のように思った存在が今は私の横で安らかに眠っているのが、人生の不思議ですね。


また明日。

次回はチャオの名前の由来について綴ります。