過ぎ越しの祭り | 私と森羅万象・・・

私と森羅万象・・・

右へ行くべきか、左へ行くべきか?
人生は何時も決断を迫ってくる・・・けれど
なんだか慣れてきたように思う今日この頃です


私がイスラエルに入ったのは4月6日だったのだが過ぎ越しの祭りが14日から始まるというので

ホテルやレストランではその準備が既に始まっており7日から食事にはイースト菌をつかなわいパンが出されていた。



「過ぎ越しの祭り」とはユダヤ教三大祭りの一つで、エジプトで奴隷だったイスラエルの民が神によってモーゼに率いられ、エジプトから救いだされたことを祝う祭りで期間中はイースト菌の入ったパンは禁じられ、

マツオットというクラッカーのようなものを食べる。



この写真の右下の四角いものがマツオットという

種無しパンです。

その斜め上の丸い盆に入ったものが過ぎ越しの祭りの時に食べる食べ物でエジプトで奴隷だった時のことを忘れないようにするために苦菜などが入っているらしい。


写真はお借りしました。



過ぎ越しの祭りのパンは珍しかったけど私は食べなかったうえ写真も撮らなかった。

何故かというと食事時になるとツァーの皆さんが一斉に食べ物の写真を撮るので

なんだか恥ずかしくなってしまったのだ。



食事の前に食べ物の写真を撮るのって私たち日本人だけかな? とちょっと思った。 笑


過ぎ越しの祭りについては昔読んだ聖書で知っていたが現在もそれらが行われているのを見て

宗教が軸になって生活が行われているのを改めて感じた。




そして神にユダヤの民であることを示すために全ての入り口には下のような聖典の文字入りのものが取り付けられているという説明を受けた。


四角くて少し斜めに取り付けられ中にはヘブライ語が書かれている(右写真)

これは、なんとホテルの各部屋の入り口にも取り付けられていた。

門や入口には全て取り付けられていたのだ。



たしか昔は羊の血が塗られていたんだっけかな(?)


イスラエルの旅は聖書の世界への旅だといわれていたがまさしくそうだなと思った。

モーゼや聖書の世界の人物たちが凄く身近に感じた旅だった。



帰国してから分かったのですが2014年から2015年にかけて重要なユダヤの祭りの時に

月食と日食が立て続けに重なるようで一部の人の間では”何かか”起こるのではないか…

と思われているらしい。今年の過ぎ越しの祭りの初日にも月食があったそうです。


へぇ~ そうなんだ・・・ 何事もなく旅ができて良かったと思いましたよん。 おかめおほほ~