8月28日
前夜泊まったツェタンのZEDANG HOTEL は、まともなホテルだった。
なにせ、朝食にやっと普通のパンやヨーグルト・フルーツが出たのだ。
中華じゃない朝食をとって、やっと体調がした感じ。
そして、このホテルの前には驚くことに、こんな立派なバラが咲いていた。
背丈は私を超えていて、ゆうに180cmくらいあって信じられない気分だった。
さぁて、ホテルを午前8時に出てチベット最初の王宮跡のヨンプ・ラカンと
真珠でできたタンカのある昌珠寺へ行った後、4700メートルにある湖へ行くという
今日もハードスケジュールだ。
ラサより200m低いとはいえ、驚いたことにこの天辺を目指して登れというのですよ。(゚Ω゚;) ウソでしょう
直ぐにギブアップして、とっとと私は20元の馬に乗って頂上のお寺を目指しました。(^_^)v 賢い
馬の背丈は低いけど、なにしろ山道の坂を登るので、ちょっとと恐かった。
やっとたどり着いても、まだお寺の入り口は遠く、此処から徒歩で登るのだ。
そして中へ入ると、おなじみのチベットの仏像が沢山あって魅力的。
灯されているのはバターのろうそく。だから、少し匂いがある。
うむぅ~ん チベットそのもの・・・ という感じの仏像ですね。
お寺の中庭(?)にはお花の鉢植えが沢山あっって、下りの坂道ではこんな花が咲いていた。(右)
このお寺でお土産に念珠とタルチョ等を購入し、次は昌珠寺へ向かった。
昌珠寺は、なかなか立派なお寺で仏像やタンカ(仏画)が沢山あって見ごたえがあった。
堂内はお金を払うと撮影してもよいというのでお布施のつもりで支払いました。
左は高僧の座る法座。 右は天井に書かれていた曼荼羅。
色彩がとても鮮やかで、これらは手書きによるものだと思われる。
寺の中にタンカの絵を制作中の仏師(たぶん)が居て興味深く拝見できたし制作途中の仏像もあった。
仏像の作り方が日本とは変わっているような気がする。仏師は見当たらなかった。
この側で抹香のようなものを売っているお兄さんが居て、良い香りがしたので即購入した。
やっと身体が高地に慣れ、しかも明後日は帰国の予定なので、
しっかり、色んなものを見なきゃぁと猛然と好奇心が湧いてきてついでに元気も出てきた。
ということで、コレは↓チベットのお茶の塊です。これを削って鍋で煮て
ヤク(牛)のバターを入れて「バター茶」の出来あがりらしい。
この後、チベットの三大聖湖のヤムドゥク湖を目指してカンパラ峠(4700m)へ向かった。