今日のような曇りの日は毎度の頭痛が起こり本も読み進まないのだが
「自閉症だったわたしへ」を読んでいたら人間の脳ってホント不思議だな・・・と改めて思う。
著者は脳の発達障害があり、外界を理解することが大変困難なうえ異常に発達した感覚もあるという。
視覚(普通の人には見えない細かい粒子がハッキリ見える?)や
聴覚(動物にしか聞こえない周波数がきこえる)が発達しているだけでなく
時々、特殊能力(第六感)で遠く離れたクラスメートの様子や亡くなったお祖父さんの姿等を見たという。
想像するだけでも、とても使いにく脳だな・・と思うのだが、
この本を読んでいたら人間とコンピューターは似ていると思った。
意思がソフトで脳がコンピューターといったところか。
機械に少々難点があっても強い意思で努力し続けると人間の脳は別な個所が作動して
なんとか意思の望みどおりに成れる素晴らしい機能を秘めているんだなぁ・・と本を読みながら思った。
著者のドナ・ウィリアムズさんほど私の脳は使いにくいわけではないから、ソフト(意思)が問題なんだ・・と反省。
この方↓がドナ・ウィリアムズさんだそうです。曲も絵も写真も本人ですって。
あれだけ劣悪な環境(貧困・母親からの暴力)と混乱の中で、よく頑張って生きてこられたと思う。