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2日午後6時半ごろ、大阪府八尾市でバイクと乗用車の事故があり、バイクを運転していた20歳の女性が死亡しました。警察によりますと、交差点を右折する乗用車と直進するバイクが衝突したということです。この事故でバイクを運転していた20歳の女性が心肺停止の状態で病院に搬送され、死亡が確認されました。警察は、車を運転していた八尾市の無職知念理恵容疑者(38)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕。
新年早々悲しい事故が発生しました。いわゆる右直事故です。
ライダーが最も恐れるべき事故ケースのひとつです。被害者の方にはご冥福を。
二輪車死亡事故について警察庁のデータをみていきます。
二輪車乗車中死者数は令和4年まで減少傾向にありましたが令和5年に一度増加しています。
20歳前半と50歳前半の死者数が突出しています。
50歳代はリターンライダーが多いからでしょうか。
車両同士の死亡事故が約65%となっています。
対して、高速道路のみに絞ると車両単独事故が68%を占めています。
右折対直進による死亡事故が最も多い死亡率となっています。
車両相互事故において二輪車乗車中死亡時、相手が何だったのか?のグラフ↑。これによると右折対直進では、ほぼ車とぶつかったことによる死亡事故がほとんどのケースであると読み取れます。バイクの直進と自動車の右折による事故については「バイクのほうが速度が出てるんじゃなくて、右折をする車のほうが悪いんでしょ。」というライダー系の方々が結構いらっしゃるみたいですが、実際のところどうなんでしょうか。
危険認知速度とは運転者が相手方車両、人等を認め、「危ない!」と危険を認知した時点の走行速度のことをいいます。そのときに一体何キロ出ていたのか、左側のオレンジ棒グラフが直進時のバイクの速度、右側のブルー棒グラフが直進時の車の速度を示していて、下方向に行くほど速度が遅く、上方向に行くほど速度が速くなります。ここでみていただきたいのは赤丸で囲ったところで、一般道における一般的な法定速度60km/時を超える速度帯です。全体的にみると車よりもバイクのほうが棒グラフが長い、つまり右直死亡事故においては直進バイクによる速度超過であるケースが相当に多い、ということがいえます。
【参考資料】http://www.youtube/運転レベル向上委員会
緑の曲線、二輪車対自動車の車両相対事故、衝突時速度60km/時でのライダーの致死率は80%。法定速度で走っていても危険は大きいのだ、ということをライダーは自覚する必要があります。
バイクによる右直事故のメカニズム
バイクによる右直事故は、バイクが直進している際に、対向車線から右折してきた車と衝突する事故です。特に市街地の交差点や信号機のある場所で頻発しています。事故が起こりやすい理由は主に次の4点にあります。
Motor-Fan
- バイクの視界の死角: バイクは車体が小さいため、四輪車のドライバーから見落とされることがあり、さらに実際の速度よりも遅く感じてしまう心理的要因も事故の誘発要因となります。
- 運転者の過信: 右折車両が直進車両の速度や進行方向を過信し、信号が赤になった場合でも直進車が減速すると思い込んで右折を開始することが多いです。この過信が事故を引き起こす要因となります。
- 物理的な死角: Aピラーや対向車が作る「消えるバイク」の存在により、バイクは直進してくる車両の姿を完全に隠してしまうことがあります。
- 心理的要因: 認知バイアスの壁として「小さいものは遠く、遅く見える」という脳の錯覚が影響しています。
事故を防ぐには、ライダー・ドライバー双方が相手の行動を予測し、慎重に運転する姿勢が欠かせません。わずかなタイミング判断が命を左右することを意識して行動することが大切です。







