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🌸陽光桜の花言葉=「精神の美しさ」「優雅」

《陽光桜(ヨウコウザクラ)は平和のシンボル》

🌸陽光桜は、天城吉野(アマギヨシノ)と寒緋桜(カンヒザクラ)との交配によって作出されました。
作者は愛媛県の高岡正明氏。

高岡氏は戦時中は教師をしており、「日本は強い国だ、絶対に負けない国だ」と生徒たちに言い聞かせて「お国のために戦ってこい。またこの桜の木の下で会おう」と言って数百名の教え子たちを戦地に送り出しました。

しかし、教え子たちの戦死の知らせが次々と届いたことで高岡氏は自責の念に駆られ、戦死した教え子たちの慰霊のために、教え子たちが命を落とした亜熱帯のジャワや極寒のシベリアなどでも花を咲かすことができる新種の桜の品種開発に一生を捧げる決意をしました。

高岡氏は全国から集めた200種を挿し木や接木から交配し、25年もの歳月をかけて暑さにも寒さにも強い(零下30度から摂氏30度の環境でも咲く)陽光桜を作り出し、「平和のシンボル」として約5万本に上る陽光桜を無償で国内外に贈りました。

陽光桜は世界中で平和のシンボルとして植樹が行われ、トルコ・イタリア・リトアニア・チュニジア・メキシコ・スリランカ・カンボジア・ベトナム・タイ・中国・台湾・韓国など約20の国と地域で咲き誇り、「平和の使者」としての使命を果たしています。



《著書ご紹介》

🌸『陽光桜』高橋玄:著・集英社:出版

説明内容紹介

「陽光桜を、世界平和のシンボルにするんじゃ!」

先の大戦で亡くした
多くの教え子たちの慰霊のために、
世界中どんな気候の地でも
花を咲かせることができる
新品種の桜を作ろうと決意し、
その実現に残りの人生を捧げた
愛媛県の農業家・高岡正明。

戦後70年の節目に初めて明かされる、
知られざる偉人の生き様に迫ったノンフィクション。
著者:高橋玄(たかはし げん)
1965年生まれ。映画監督、脚本家、作家。
1991年、映画監督デビュー。
代表作に『ポチの告白』『GOTH』『ゼウスの法廷』など。
2015年秋に全国公開される映画『陽光桜』の監督も務めている。

内容(「BOOK」データベースより)

「陽光桜を世界平和のシンボルにするんじゃ!」多くの教え子を戦争で死なせた後悔から戦争根絶を誓い、愛媛の山奥で独り、新品種の桜作りに没頭した高岡正明。戦後70年の節目に、その偉業が初めて明かされる!!

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

高橋/玄
1965年生まれ。映画監督、脚本家、作家。1991年、映画監督デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)