これは思ったよりも面白い(興味深い)作品でした。

 

予告編でも描かれているから、ネタバレにならないと思いますが、ゲスな殺人犯を福岡から東京まで護送するという話です。

 

単なる護送ではなくて、犯人には賞金がかかっているのです。

 

そうなると、賞金を狙う輩が出てくるのは当然予想されますね。

 

とにかく、次から次へと邪魔が入ってハラハラ、ドキドキが続きます。

 

果たして護送チームは、無事に犯人を東京に連れて行けるのか!?

 

犯人の人権=命をどこまで守らなくてはならないのか?

 

凶悪犯だったら殺されても仕方ないのではないか?

 

など、見ている間に様々な疑問が頭の中を渦巻いていきます。

 

藤原竜也のゲスぶりが見事です。彼は演技巧者ですよね。

 

対する大沢たかおも光る演技をしています。

 

あなたは、登場人物の誰に共感しますか?

 

これはオススメしたい問題作です!(羊)

現代のSFはこうした、一部の富裕層が富を独占していて、それを下層階級の一人の人間が打ち破るというパターンが多い。

それはSFという形を借りた、現代社会に対する批判なのだ。

私達が気づかない内に、世の中が先進国と新興国という搾取する側とされる側の構造が、先進国や新興国の内側で、持てる者と持たざる者との構造に切り替わっていることの反映。

この映画のような富の再配分が起こればよいのだが、現実には望み薄…。
イメージ 1
カナダの小学校がどのような教育をしているかがよくわかる。日本より良いわけではないようだ。「近ごろの子どもは放射性廃棄物と同じだ。手を触ると火傷する」という教師の台詞が印象的。官僚主義と何かといえば学校へ苦情を言ってくる親。勉強だけ教えてくれれば良いという親。

そんな中で難民申請中の偽教師が子どもたちの心に寄り添い、傷ついた彼らの心を癒していく。教師というのは専門職がすればよいのではなく、人の痛みを知っている豊かな経験を持つ人がするべき職業ではないのかと思わせる。