こんにちは。「猫を幸せにするアドバイザー」のえんです。

 

暑い季節がやってきましたね。

 

人間はエアコンをガンガンに効かせたくなりますが、実は猫にとっての快適温度は意外と高めなんです。

 

今回は、猫が快適に夏を過ごすための室内環境づくりについてお話しします。

 

 

 

 

■猫の快適温度は人間より高め

 

猫の快適温度は、飼い主の適温よりも約2度高いと言われています。

 

つまり、飼い主が「ちょっと暑いかな」と感じる程度が、猫にとっては丁度良い温度なのです。

 

エアコンの設定温度を猫に合わせるなら、弱めの設定で付けっぱなしにするのがおすすめです。

 

これなら電力消費も抑えられますよ。

 

 

■猫が自由に環境を選べるようにしよう

 

ただし、家族の体質や生活スタイルによっては、エアコンを弱めに設定するのが難しい場合もありますよね。

 

そんな時は、次の2点がポイントになります。



1.猫が自由に移動できる環境を整える

 

2.移動できる場所の室温をそれぞれ変える

 

 

猫は快適な場所を見つけるのが上手です。

 

自由に移動できて、温度の異なる場所があれば、自分で調整してくれるんです。

 

 

 

■部屋と部屋の間の工夫

 

部屋同士が引き戸でつながっている場合は、開け具合を調整するだけで温度差を作れます。

 

 

 

普通のドアなら、ドアストッパーを使って半開きにしておくのもいいでしょう。

 

 

 

扉がない場合は、のれんを下げて猫が通れる隙間を作るのもおすすめです。

 

私の家では、エアコンの効きを調整するためにこの方法を使っています。

 

 

 

■避難場所を用意しよう

 

ワンルームなど、部屋ごとの温度調整が難しい場合は、猫が避難できる場所を作りましょう。

 

ドーム型ベッドやトンネル、段ボール箱なども活用できます。

 

 

 

ドームと半オープンになる2WAYベッドはオールシーズン使えて便利!
 

 

 

 

 

 

また、床にはひんやりとした場所とあたたかい場所の両方を用意するといいですね。

 

フローリングやステンレス素材のマットで涼しい場所を、布製のマットで暖かい場所を作れます。

 

 

名入れできる大理石ひんやりマット↓

 
 

 

 

 

アルミのひんやり猫鍋↓

 

 

 

■ケージ飼育と高齢猫の注意点

 

 

保護したばかりの猫など、ケージで生活している猫は自由に移動できません。

 

エアコンの風が直接当たらない場所にケージを置き、窓際の場合は強い日差しに注意しましょう。

 

日中はレースのカーテンを引くなどの工夫が必要です。

 

 

 

高齢の猫は温度感覚が鈍くなっているので、同じ場所に長時間いないよう気をつけてあげてください。

 

 

 

 

猫の様子を見ながら、最適な環境づくりを心がけてくださいね。

 

今日の内容はショート動画でもご覧いただけます。