こんにちは。「ゆるっと思考便」です☁️
「選挙の日だったけど、雨だったから行かなかった」
「どの政党がいいかよくわからなくて」
「正直、誰がやっても同じじゃないの?」
こんな言葉を、耳にしたことはありませんか?
もしかしたら、自分でも思ったことがあるかもしれません。
今回は、日本の投票率の低さについて、考えてみたいと思います。
なぜ、投票率は低いまま?
ここ数年、日本の選挙では投票率が50%を下回ることも珍しくありません。
特に若い世代(10代後半〜30代)の投票率は、かなり低めです。
でもこれって、「若者が政治に興味がないから」ではないように思います。
むしろ、将来の不安や生活の悩みをちゃんと感じている人が多いからこそ、
「政治に期待できない」と感じてしまっているのかもしれません。
投票に行かない理由、行きづらい気持ち
よくある声をいくつかご紹介します。
- 「誰がどんな政策を言っているか分からない」
- 「投票しても、政治は変わらない」
- 「そもそも政治って難しい」
- 「忙しくて行く時間がない」
どれも、すごくもっともな理由です。
政治の情報って、わかりづらい言葉が多いですし、テレビやニュースでも複雑に感じますよね。
でも、もし誰かがそのまま選ばれ続けていくと、
「変わらない」と思っていた社会は、もっと変わりにくくなってしまうかもしれません。
投票って、実は生活の延長線にあるもの
投票って、なんだか遠い世界の出来事みたいに思えますよね。
でも、政治は意外と身近です。
たとえば…
- コンビニの店員さんの最低賃金
- 子育て家庭への支援金
- 公立高校の授業料
- 病院で払う医療費
- 電車やバスの本数や料金
これらはすべて、国や自治体の決めたルールによって左右されます。
そして、そのルールを決めるのが、「政治家たち」。
つまり、
投票することで、間接的に生活の環境を選んでいることになるんです。
一票には、ちゃんと意味がある
「一票じゃ何も変わらない」って思うこともあるかもしれません。
でも、たとえば
5人に1人が投票に行かなかったら、
その分だけ無言のまま誰かに任せることになります。
「選ばないこと」は、「誰かに選んでもらうこと」
でもあるのです。
それならば、自分の考えに近い人や、少しでも「この人、話を聞いてくれそう」と思える人に、声を届けてみるという選択肢があってもいいのかもしれません。
投票のハードルを少し下げるには
もしも「どうすればいいか分からない」と思ったら、こんな方法があります。
- 候補者や政策を比較できるウェブサイトを見てみる
- 「選挙 公報」を読みやすくまとめたSNSをチェックしてみる
- 家族や友達と話してみる(人の意見を知るだけでも気づきがあります)
- 期日前投票で、すきま時間に済ませる
「完璧にわかっていないと投票しちゃダメ」なんてことは、ありません。
ちょっとでも考えたことが、もう立派な政治参加です。
最後に:無関心じゃない、ただ少し遠いだけ
投票率の低さは、必ずしも「関心のなさ」ではありません。
むしろ、
「どう関わっていいかわからない」という迷いや不安の表れ
かもしれません。
でも、私たちの毎日は、たくさんの政治とつながるものに囲まれています。
「行ってみようかな」と思ったときが、きっと、はじめどき。
あなたの一票には、未来を変える力があります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。