メールのタイトルを工夫する「自分の名前を入れてみよう。」
メールを送信するとき、件名(subject)の部分に、みなさん何らかのタイトルを入れますよね。
空白のまま送るなんていうのは論外ですよ。
相手に怪しまれるだけでなく、送信したメールを読んでもらえないことにもなりかねません。
まぁ、大抵の人は、何らかのタイトルを入れてからメール送信していると思います。
このタイトルに入れる件名、みなさん様々だと思いますが、普通はメール本文を一言で表現した簡単なタイトルを付けているのではないでしょうか。
たとえば、メール本文が久しぶりに会う友人に向けて書かれた内容だとすると、件名は、「お久しぶりです!お元気ですか?」など、単純に用件をまとめたタイトルを使うわけです。
でもこれって、親しい友人にメールを送る場合ならともかく、まだよく知らない相手へ送るメールだとすると、ちょっと不親切だと思いませんか。
だって、「お久しぶりです!お元気ですか?」だけでは、誰からのメールなのか、開いて見ないとわからないじゃないですか。
ケイタイやPCでメールのやり取りがあたりまえの今、個人に届くメールはその手軽さゆえ、膨大な量になっています。
1日に何百通ものメールを受信しなければならない人もたくさんいますし、スパムメールなど迷惑メールと呼ばれるものに悩まされている人も大勢いるわけです。
また、こういう人たちは、全てのメールに目を通すことはしません。
彼らは、まず受信したメールのタイトルをみて、必要なメールと不必要なメールに選別します。
そして、不必要なメールは一括削除し、必要なメールだけを開封して読みます。
したがって、「お久しぶりです!お元気ですか?」などのありがちなタイトルでは、スパムメールと勘違いされて、削除される可能性が高くなります。
そこで、メールのタイトルを少し工夫し、勘違い削除の危険を回避します。
まず、相手に読んでもらいたいメールには、タイトルの一番最初に自分の名前を入れるんです。
そして、その名前の後に、必要な用件を書き加えます。
こうすることで、相手は誰からのメールか一目瞭然ですし、あなたのことがよほど嫌いでもないかぎり、必ず開封してくれます。
先ほどのメールの例で言えばこんな感じです。
「鈴木 ●●です。お久しぶりです!」
「●●より。昨日の件でメールだよ♪」
などこんな感じですが、このとき、ひとつ注意しなければならないことがあります。
それは、「鈴木 ●●です。お久しぶりです!」はよいのですが、「お久しぶりです!鈴木 ●●です。」はダメだということです。
この理由は、ケイタイなど比較的小さな画面で受信したメールを閲覧すると、タイトルの部分が画面に入りきらず、完全には画面に表示されないことがあるからです。
つまり、最後の「…鈴木 モテ子」の部分が表示されず、「お久しぶりです…」となってしまうわけです。
これでは、名前を入れる意味がありませんよね。
だから、最初に名前を入れてから、その後に用件を書くんです。
しつこいようですが、受信メールの多い男性は基本的にメールの中身を読みません。
タイトルだけを見て開封するか、削除するのかを決めてしまいます。
メールを送信する側としては、このあたりを考慮してメールを書くことも必要です。