時の流れは残酷だ。


そんな言葉を目にしたり、耳にしたりする度に私は


「そんなことないのに」と思ってしまう。




早く大人になりたい。


誰もが一度は


漠然とそう思っていた小学、中学時代があるはずだ。


しかし、時が流れると同時に


その思いは薄れていったのではないだろうか。




なぜなのだろう🤔


私は考えた。


そう時間が経たないうちに私の答えは出た。




学びの量が関係していると私はおもった。




まだ知らないことが大半を占める小学、中学時代。


自分の見た事のない世界が少し見え始める時期。


世界がキラキラして見える。


こんな風になりたいと希望が膨らむ。


だから、早く大人になりたいと思う。




高校以上になってくると、


少しずつ現実的に世界が見え始める。


大半の人は


知識が増え、新たな学びが徐々に減っていく。


自分の持っている実力と理想を比較して


落ち込む人が増えていく。


理想が叶わないなら大人にはなりたくない。


自分勝手な思想が


冒頭の時の流れは残酷だ。に繋がる訳だ。




ただ現実にはもう一通りの人間がいる。


自分の描いていた理想とは違う道を見つける人。


これまでの理想に準じた知識は持っているが、


別の道の知識は持っていない。


新たな学びを自ら見つけ、学んでいく人は


小学、中学時代で見えた世界が


もう一度見えるようになっていく。


新しい知識が増え、世界がキラキラして見える。


学びが楽しいと思える人は、


時の流れは残酷だと思わないはずだ。


学ぶ人は、


時が流れるにつれ、新しい知識が増え、


成長が実感できる。




時の流れが残酷だ。


そう思う人は新たな学びが減っている証拠である。


学びの更新がないため、


いつまでも古い理想に取り憑かれ、


成長がないまま、ただ老いを感じる。




どの道を選ぶかは自分次第。


私は学び続け、楽しい時の流れを感じられる。


そんな歳の重ね方をしたいと思う。