ビリヤードプロ、IT業界へ

ビリヤードプロ、IT業界へ

ビリヤードのプロとして10年活動してましたが、
所属先がコロナの期間に閉店してしまい新たな道へ。
飛び込んだのは「IT業界」
知識0、経験0,無謀な挑戦はどうなるのか!?
日々の闘いを綴ります。

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ビリヤードのプロ活動をしていた私が、なぜIT業界に飛び込む事になったのか?

少し遡ってみる。

2022年の冬、とても冷たい風が吹いていた。

世の中はコロナ一色。

緊急事態だ、自粛だと、毎日の感染者数に一喜一憂し、不要不急の最たる娯楽&飲食は、そもそもの存在意義から問われている様に感じた。

そろそろ世の中の流れも変わってくるのでは?

薄っすらと期待をし始めた頃、会社はビリヤードからの撤退を決めた。

(今となっては皮肉なもので、店は「ビッグモーター」になるそうな)

創業35年を超えて、終わる時は呆気ないな。

最終日は懐かしい顔が勢揃いし、盛大に別れを惜しんだ。

取り壊す事が決まっていたので、次の日からは35年分の大掃除、捨てに捨てまくった。

1週間程で全ての作業が完了し、さてどうしたものか。

「お店出してよ」多くの期待に応えるのが必然の様に感じていたので、もう少し強く使命感の様だったか、その為の準備をしてきていたが、そんなに都合よく物件は出てこない。そもそも商売として成り立つ物件というフィルターが厳し過ぎる様に思えた。

物件と睨めっこの日々を過ごしながら、色々な方の話を聞いている中で、全く違う道をポンッと投げてくれる人がいた。

「Salesforceって知ってる?」

「なんですか?」

「勉強して資格取ってみたら?」

まさに青天の霹靂。考えてもみなかった、そもそも知らないので思う事すらないのだけど、なんだか心に強く引っ掛かった。

不確定な事を待つだけの時間は無駄だとの思いもあり「どうせなら全く新しい事に挑戦するのも良いんじゃないか?」と思うのに時間は掛からなかった。

言葉の意味は全く分からなかったが「Salesforce認定アドミニストレーター」の講習に申し込んだ。

このひとポチが新たな道へと踏み出した瞬間だった。