これだからお役所仕事は…

これだからお役所仕事は…

広告制作会社でデザイナー、アートディレクターとして約20年、
40代後半で突如、某政令指定都市の職員へと転職。
果たして、こんなお堅い仕事になじめるのでしょうか?

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激流に流されっぱなしで
にっちもさっちもいきません。
ほとんど何もレクチャーの無いまま、
次から次へとやらなきゃならないことが
やってきます。

で、今日になって初めて
「出勤したときはシステムにログインして
出勤の記録を付けなきゃいけないんですよ?」

いやいや、そんなこと今初めて聞きましたが…
なんで『いけないんですよ?』って、語尾上げ?
まぁ、文句言ってもどうにもならないので
「すみません。知りませんでした…」
と素直に謝っておきましたよ。

すると…
始業のチャイムが鳴り、全員が立ち上がりました。
そして全体への本日の予定など、
一日の業務を回していくのに必要な連絡がありました。

わたしは9時からの短時間勤務採用なので
本来、この場にいる必要は無いのですが
どうりで、なんだか状況がよくわからないはずです。

私のいないうちにその日の段取りが決められ
それを知らない私に誰かが教えてくれる訳でもなく
教えるべき人もいる訳ではなく…
場の空気を読み取って立ち回らなければならない
ということなんでしょうね。

いやぁ、それはハードル高過ぎでしょう…
もはやエスパーでなければこの仕事は務まりませんよ?

さらに、指南役と思っていた職員の方は
「別に、決まっている訳でもないんですが…」

えぇ~、ホントですかぁ?
でも、他の人は全く我関せずって感じですけど?

マジで全て自力でやっていいくしかないんです。

よく見ると、デスクにしれっと貼ってあった紙に
私の役割が書いてある紙があるではありませんか…

福祉事務所の仕事は福祉全般のことをやるわけで、
その中のかなりの部分の窓口業務を担当するようなのです。
うわぁ、こんなに?ってなくらいある訳ですが、
他の方もそれぞれに多くの守備範囲をまかされております。

なんとなく見えてきたのは
この福祉事務所のキャパシティと
いらっしゃるお客様(市民のこと)の数の
バランスが悪すぎるってことです。

指南役と思っていた方は非常にまじめで、
しかも頼まれると嫌と言えない性格の持ち主らしく
いろんな件を抱えていらっしゃいます。
なんとか負担を軽くすることができれば…
とは思うのですが、なんせ何もわからないもので
ただひたすら足手まといになっています。

なにか質問しても、教えていただいている最中に
お客様がいらっしゃたり、
別件で他の職員の方に声をかけられたりして
中断しまくりな訳です。

なにもかも一回聞いて覚えられれば良いんでしょうけど
そんな才能は持ち合わせていませんし
自力で調べようにも、どう調べるのか?
それすらお伺いしなければならない状態。

なんだか、とても自己嫌悪に陥るのでした。
という訳で、明日はもう少しましにやれますように…