やっとの思いでポンペイに到着した私たち・・・
残念な事に雨がちらついていました。
それでも、やっとの思いで来たポンペイです。早速入口に向かいました。
切符を買って、ゲートをくぐればそこはもう2000年前の町が姿をみせます。
すごーい!すごーい!ときょろきょろしてたら・・・
ずるっ~っと転んでしまいました。ああ手が痛い・・・
先が思いやられる・・・
なんて歩くこと5分。
「お嬢さん、お嬢さん、こっちはもう見学したかい???」(もちろんイタリア語)
ふと声のかけられたほうを見ると・・・ただの係り員のおっちゃんです。
「まだ、来たばっかりで、全然見てないよー」と返事すると
「おおおおおおおおおっ!イタリア語が出来るのか!!!!
ここで何十年も働いてるけど、
日本人でイタリア語の出来る人には会ったことがない!!!
英語、フランス語、スペイン語、などなどは話せるが日本語は
むずかしいねーちょっとしか知らないよ~」っと、と話しつつ・・・
こっちこっちとガイドを始めてしまいました。
うーむお金を取られるのでは?と疑いつつですが、
ホントに丁寧に説明してくれるので、とりあえずついて行きました。
だれが教えたのか知らないけど、日本語で「なんてこった!!!」
を連呼するオヤジ(笑)
ずーと私たちのガイドをしていたので、携帯に同僚から「どこにいるんだ?」
と確認の電話もあったのにも関わらず
「ふふふっ、実は僕はここの責任者なんだ、だから大丈夫!」
と適当にあしらって電話を切ってました・・・。
そしてそして、ポケットから鍵の束を出し・・・
「秘密の場所に連れて行ってあげる!」というオヤジ。
連れて行かれたのは、ホントに立ち入り禁止になっている区間。
「ここはね、イタリアのテレビ局が来ても入れない場所なんだよー。
秘密だよー秘密ー。」
と私たちに見せてくれたのは、
なんと古代ローマ人の食事場でした。
すううううううううううううううっごい。
古代ローマ人は寝そべって食べる習慣があったので、それ用に作られてるんです。
寝そべって、中心には水が流れるようになっていて、食べた物を吐いてまた食べる・・・
が完璧な状態で残っていました。当時が簡単に想像出来る場所でした。
こんな場所、他には公開されていません!
そしてそして、他の部屋に移動すると、オヤジが屈みこんでなにかを取ると、
私たちにそのかけらを差し出しました。
「お守りだよー。あげる。」
って!!!おい!!!これモザイクの破片じゃん!!!!
世界遺産だから!!!!
すぐにポケットに入れましたwww
「なんてこった!もう閉館の時間だ・・・戻らなきゃ」
(仕事してないのに帰り時間は正確なもよう(笑))
「次に来たら、また案内してあげる。」
と言われたのでオヤジの電話番号をもらって来ました(笑)
残念ながら私は日本に帰るので
このオヤジにはもう会えないだろうけど、
なんともラッキーな出来事でした。