東京世田谷にて

カサンドラの自助会を開催する

看護職ボランティア団体

@ and me ~nursingです

 

雨上がりの東京です

 

東京の中でも世田谷は

緑の多い、公園の多い街

 

桜並木がそこかしこにあって

街のどこかにあるような感じです

 

今日、近所のサクラの木を見ると

桜のつぼみは徐々に大きくなっていて

どこか暖かくなった日を待ち望んでいるような

そんな感じでした

 

いつか一気に咲くんでしょうね。

そのタイミングが待ち遠しいです

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さて、

本日のタイトルは

「他人に言われるとなぜか納得する」です

 

 

いつも書いていますが

夫婦関係の中のカサンドラさんが多い

 

「カサンドラ妻さん」が多く

全体の8割くらい

 

あとは、親子関係

「カサンドラ親」

「カサンドラ子」

どちらもあります

 

その次は

「カサンドラ夫」妻が発達障がいです

 

まれに

「職場カサンドラ」です

上司、同僚、後輩が発達障がい

どのパターンもありますが

上司が発達障がいの場合が結構深刻なことも

 

 

 

どの状況におかれたカサンドラさんにも

共通してお話されることって何かな?と考えた時に

 

 

共通の話は

「他人に言われるとなぜか納得する」です

 

 

話し合いが難しいという特性をもつ

発達障がいの方が多い

 

「話し合い」の難しさの特性にも

色んなバリエーションがあります

いろんなところに難しさを感じるみたい

 

だから

どこをどう直せばいいのかは

障がいの状況によってアドバイスは数多あります

 

 

 

さて

 

話し合いってすごい沢山の行程がある

ざっくり表現するとこんな感じ

 

 

①相手が話す

②言葉を耳に入れる(聞く)

③内容を判断する(話の内容はテーマは何か、相手は何が一番いいたいのか、自分に何を求めているのか、何を言うべきなのか、自分の立場でどうするべきなのか・・・・)

④何を返したらいいのか考える

⑤言葉を選ぶ

⑥言葉を発する(話す)

 

発達障がいの特性をもつ人の中で

この中のどこかが難しいのか

 

全てが難しいのか

それはバリエーションがありすぎてよくわかりません

 

よく言われるのは

「耳から入る情報は理解しづらい」

 

これは前からよくいわれていて

 

 

その対策として

「文字情報にすると良い」といわれているので

カサンドラさんの中には

メールやlineで大切なことは話すという方もいらっしゃいます

 

 

定型の家庭では想像もつかないかもしれませんが

本当にこのようなことが行われます

 

会話はキャッチボールだから

メールやlineで連絡しあう形をとると

非常に時間的なロスが大きくなります

 

でも、家族なら

 

話し合いをしなくてはならないこともでてきます

その場合 どうしていいのかわからなくなります

 

 

ふっと考えると

 

「他の人に言われるとなぜか納得することが多い」

という現象があるらしい

 

 

カサンドラさんが何回、何十回言ったのか

忘れるくらい言ったことでも

 

他人が1回言っただけで

スッと解決する

 

そんな魔法のようなことが生じるようです

 

その他人とは

「重要な他者」

 

例えば、学校の先生、恩師、尊敬する人

 

そういう人から言われると

すぐに納得するらしいとはよく言われますが

 

 

「他人だったら誰でもいい」

 

 

という残念な対応もあるらしい

 

 

何回も話して

何十回も心をこめて

カサンドラさんが話しても

なしのつぶてだったのに

 

知らない他人に

ちょっと言われただけで

劇的に変わるということもあるらしい

 

それだけ

「他人」の存在は大きいのか?

それとも

「家族」だからと甘えているのか?

 

そのあたりのことは当事者の方に聞いたことがないので

私も判断できません

 

 

 

同じような経験をしたことがある人がいらしたら

教えていただけると有難いです

 

 

でも・・・この

「他人から言われるとなぜか納得する」という行動

 

 

「カサンドラさんを傷つける行為」です

ホント、ひどく傷つける行為です

 

 

 

一番身近にいる人の話を邪険にしていて

他人の言うことに対しては納得しているわけですから

こんなひどい話はありません

 

 

 

発達障がいをもつ方

すごく優しい方も多くて

プレゼントをしてくれる方も多いみたい

 

 

もしかしたら、

悪いことをしているっていう自覚があるから?

なのかな

 

でもね・・・残念だけど

関係性が悪くなってからのプレゼントって

あんまり効果はないかもしれない

 

 

 

一番身近にいる人を「大切にする」ことを示す行為って

 

 

何かをプレゼントすることや

旅行に連れていくとか

映画に連れていくとか

温泉に行くとか

 

 

 

そんなことではなく

 

 

「話を親身になって聞く」かもしれません

 

 

 

 

カサンドラさん

頑張りすぎないように

 

明日は国際女性デー

女性の幸せを考える日です。

 

「ミモザを送ってください」

 

本物の花ではなくても

携帯の待ち受けにネットから入手した

「ミモザの花」を飾るだけでもいいんじゃないかな

 

 

黄色の花のビタミンパワーをもらって

少し元気になるかもしれません

 

 

 

自助会の予約は下記です

お話会のご予約(3月17日午前三軒茶屋らぷらす)

https://peatix.com/event/3866420/view

 

お話会+アートワークのご予約(3月24日午後、桜新町、新町地区会館)

https://peatix.com/event/3866408/view
 

他にも

ストアーズ予約からもご予約いただけます

「カサンドラ、世田谷、自助会」で検索してくださいね

 

頑張りすぎないで

カサンドラさん