世田谷にてカサンドラの自助会を実施してます

看護職ボランティアです


今日のタイトルは



決められない




カサンドラさんの多くは

ワンオペ育児


ワンオペ育児は

肉体的に大変ですが


精神的にも

追い詰められます



その一つが

決められないこと


です



カサンドラのことをよく知らない

他人にこの悩みを話すと



【自分で自由に決められていいじゃない】

【いちいち干渉されなくていいなぁ】



ほぼ100%この回答が返ってきます



いや、そうじゃないんてす



決められないこと

自由に決めていいは



決してイコールではないんです


重要な決定事項に参加してくれないけど

カサンドラさんの意見に

賛同してくれたわけではなく、


これまた結構な確率で

後になってから

ブツブツ文句を言われるのです



例えば

子どもの保育園を選ぶ時

どっちにしようかなと悩む


【どうしようか】

と相談してみる



何も考えずに

一つの保育園を選ぶか


ノーアンサー


何でその保育園を選んだの?と聞くと

【なんとなく】 

【別に】

【近いから】



と、大して考えもせずに回答してくる



カサンドラさんが

何で保育園選びに悩んでいるのかも

知ろうともしてくれない



だったら先に

何で悩んでいるか言えばいいでしょ


と思うかもしれません


だが・・・・・・


発達障がいの特性のある方は



長々とした説明は

聞いてくれません


かといって

説明を短くしたところで


興味がないと

全く聞いてくれません



カサンドラさんの話を伺っていると

子どもの進路や子育ての悩みに

耳を貸してくれるパートナーは

ものすごく少ない



たまに意見をしてくれる人がいたとしたら

強烈に自分の意見を押し付けてくる



二人で相談して決める


って

カサンドラさんには

手の届かないところにある夢だったりします



決められない



家族の決め事が多い時期は

大変ですね


病院勤務の私は

病気の治療について

【ご家族で話し合ってください】と

つい言ってしまいますが


時々病院で

カサンドラさんに出会った時には

相談にのりましょうかも

声をかけることもある


家族で話し合えない時は

他人のチカラを借りるのも悪くないです


一人で悩まないでくださいね


次回のカサンドラ自助会は

(ビアトークと呼んでます)

12月17日です