#帰りたくなる場所 私には帰りたくなる場所がありません。昭和の時代に学生時代を過ごし、男尊女卑や長子相続の風習が色濃く残る、地域や親族そして家族。次女として産まれた私に、何の権利もありません。女だから、次女だから、お姉ちゃんなんだから、と言われ続けた若い頃。家を飛び出したけれど、看護の学校や職場はハラスメント多数。帰りたい場所も時代もないからこそ、前を向いて生きてこれた。ツラかったから、ツラい人の気持ちに寄り添いたいと思う。帰りたくなる場所がないからこそ、作る楽しみができた。