東京世田谷区にて
発達障害当事者支援と
カサンドラの自助会&交流会を
開催している現役ナースです
発達障害の特性の一つとして
【新しい事柄が頭に入っていかない】
私がたびたび言っている
【記憶の上書きが苦手】という特性です
カサンドラさんたちからお聞きすると
この特性は一緒に生活していけばいくほど
重くのしかかってくるようです
私は50代、親世代は80代です。
戦後の混乱期を生きてきた人と
私たち世代では全く違った環境です
さらにいくと
今の子ども世代はZ世代といわれる世代
ジェネレーションギャップは
当然あるわけです
パソコンや携帯のない時代に育った私たちと
当たり前のようにある世代では
問題解決の方法一つとっても違うし
iTリテラシーについても当然親として
子育て方針の一つとしてもっていなくては
なりません
さてカサンドラ家に戻ります
ワンオペ育児をしている多くのカサンドラさん
時代の流れにそって
子どもの携帯所持の時期、家庭内ルール
pcを持たせたり、オンライン教育など
どのようにとり入れていくか悩みます
仕事ではpcを使いこなしている
発達障害夫さんに
【子どものIT教育どうしようか?】
と聞くとします
一番レトロな夫だと答えは
【俺らの時代にはそんなものはなかった】
ん????
【家庭内でどう対応するかってことなんだけど‥
今の時代、小学校でも支給されちゃうから
親としてどうするか考えないと】
とカサンドラさんが答えるとします
そうすると
表題にでてくる
【俺らの親世代はそんなことしてなかった】
なんとも意味不明な会話
親としてやること=自分の親にやってもらったこと
そう考えているということに
カサンドラさんは驚いたといいます
あー、だから子育てに全く手を出さないし
家事も女の仕事と豪語するわけだ
と変な意味で納得
周りの人をみて
社会をみて
新聞やメディアをみて
考え方を変えるチャンスは
いくらでもあろうに
一緒に暮らす時間が長くなればなるほど
距離感が遠退くと感じる
カサンドラさんでした