こんにち


世田谷区にてカサンドラと発達障害当事者の支援ボランティアをしている現役ナースです


今日は

【発達障害児の子育て】を大変だと言いづらい理由、です


最近

子育ては大変という意識をもつ人が多いし、そのワードを公言する人が増えている気がします



現首相も先日、少子化対策の会見で

子育てが大変だからというニュアンスで

少子化対策すると語っていました



首相の会見を聞いていて

子育ての支援を充実すればするほど



子育てをしたことがない人は

【子育てって、そんなに大変なんだ】って

思ってしまうかもしれない



一般的に

発達障害児の子育ては

障害のない子どもに比べて

大変なことが多いです



かんしゃくやこだわりの強さ

コミュニケーションが難しい

発育や発達の遅れがあり心配はつきません



【子育ては大変】なんだけど

【大変】というと



子どもは

【自分の存在が親に迷惑をかけてる】と

感じ、非常に悲しい思いをします。



発達障害児は

言葉の認識が独特だし

一度、そう思ってしまうと、

考えや思いを変えることが難しい

説明しても言い訳しても

なかなか受け入れてくれない



だから子どもの前で

【子育てが大変】というワードは

できるだけ言わない方がいい


発達障害のあるなしに関わらすそうすべきであるし、特に発達障害児の場合はそうすべきである 



最近はいろんな情報がある

発達障害でググれば

【大変】さを表すワードが

たくさんでてくる



そんな言葉たちを目にした

該当する子どもは

自分の存在を否定したくなるかもしれない

【親に迷惑をかけてる】と




【大変】という言葉だけで語らずに

語れればそれが一番だが


かといって妙に持ち上げた【素晴らしい】論でもなく


歯の浮くようなくさいセリフじゃなく



【大人な対応】で大変さを語ること


これが良識のある大人のありかたかも

しれない



発達障害児は

文字が読めないわけではない



今は小さな子どもでも

いずれは文字を読む




その時、子どもがキズつかないように考え、

文字にすべきかもしれない



【大変】だけで語らずに

もっと上手に語れるといいなと思います



コメント歓迎です



次回、カサンドラ交流会は

4月23日です