去年から自治会の役員をしているため
それなりに忙しく過ごしています。
何故、自治会の役員をすることになったか、 それは子ども会の役員を断る為という
極めて後ろ向きな理由です。

しかし私は本来、
子ども会だろうと自治会だろうと、
そういう集まりは苦手です。
当初は、言われた事だけ、最低限の事だけをやろうと思っていたのですが、
活動を通じて地域の方々から可愛がって頂けて
やらざるを得ない状況になってしまいました。

自治会長の奥さんも、
美味しいお菓子をご馳走して下さるし、
こんなに優しくされると
断れなくなっちゃいますよね。

私が自治会長からの頼みを断れない理由は
それだけではありません。

自治会長は、障害のある子への偏見がなく
若くて元気な頃は、地域の中学校の支援級やお勉強が遅れている子にボランティアでお勉強を教えたりなどもされていた方なんです。

当然、初めてうちの息子の障害を打ち明けた際にも顔色や態度が変わることもなく
他の子ども達と変わらない優しい対応をして下さるんです。

自治会長さん夫婦の優しい対応は
落ち込んだ私の気持ちの慰めになりました。

最近、息子の症状が良くなり、
少し手の離れた今、
優しい自治会長さんの為に、何か役に立ちたいと思う気持ちが高まり
私は本当に自治会長さんの頼み事を、
何でも引き受けてきました。

が、引き受け過ぎて、
ここに来てちょっとしんどくなってきています。

先日、自治会長さんから
「社会福祉協議会の書記をやってくれない?」と言われ、
てっきり書類を作るだけかと思って1秒で引き受けてみたら
会議にやってきたのは
市議会議員とか市役所の方々他、
各地域の自治会長・副会長さんなど
総勢50~60名。

何、この集まりびっくり

しかも紹介された私の肩書き
(ここ、笑うしかないので笑って下さい)
下矢印
識者。

ただの主婦やのに、どこが識者やねん。

自治会長いわく、
「誰かに頼まなくてはならないけど、
担い手が居ない。
こういう役割は、自治会長とか何らか肩書きが必要だから
識者と書くしかなかったんたよー、はっはっはっ。」

いやいや、困るよ自治会長ー。

これからの事を考えると心配で胃が痛くなってくるし、
毎晩夢でうなされるし、
相当後悔しています。