旦那には2人の母親が居ます。

産みの母親は自由奔放に生きて、メキシコで現地の男性と遊んで旦那を身籠り、
夫が居ないまま日本で出産し、
旦那が3才の時に
「もうこれ以上育てるのは無理!」と養子に出してしまいました。
産みの母は化粧が濃いことや、
虚言癖で周りを惑わすことから、
私は密かにブログの中だけで「魔女」と呼んでいます。

それに対し育ての母親
真面目で優しい人です。
私が義母と認識しているのは、この育ての母の方です。

産みの母と、育ての母は姉妹ですが、
性格が全く違います。

そんな魔女の事を旦那は「実の母親」と慕っており、
私や息子に「家族と思って接して欲しい」と言います。

が、私はこれまで魔女に関し、
イヤな出来事が多々あったため親しみを感じることは出来ません。
ただ、大人として親戚付き合いだけはしており、お正月の挨拶の訪問はしています。

ところが今年のお正月は魔女から
「体調が悪いから、今年は来ないでね」との連絡が。

じゃあ、普通行きませんよね。

ところが今になって
「体調が悪くて倒れてた。死ぬ思いをした。
 幸い、お隣のご一家がお粥を持ってきてくれるなどお世話をしてくれたので命拾いした。」と言い出したのです。

どうやら、本当は看病に来て欲しかったらしいのです┐(´д`)┌

しかも魔女は、うちの細かな家庭の内情は省いて
「息子一家が看病に来てくれない」とお隣さんに言っているらしいのです。

きっとお隣さんは
「なんちゅう息子だ。お嫁さんも何してるんだ。」と思っていることでしょう。

旦那は戸惑い
「ちょっと様子を見てくるわ」と出掛けて行きましたが
出る直前に
「お隣さんに挨拶をした方がいいかな。
 お隣さんに菓子折りでも持っていった方がいいかな。」と言うので
「そりゃ、普通の親子関係なら菓子折り持ってお礼を伝えて、自分達の至らなさをお詫びするのが筋だろうけど、
 うちは普通の親子関係と違うでしょう。
 菓子折りを持ってお礼を言うのは魔女自身がやるべきことだと思うよ。
 変にうちが菓子折り持ってお礼に行ったら、かえって余計に『本来は貴方達が面倒を見るべきですよ』って思われちゃうよ。」と旦那に伝えました。

旦那もさすがに「そりゃそうだ」と感じたらしく、納得して出掛けて行きました。

そもそも「死にそうだった」という魔女の言い分、
本当だろうかと疑問に思っています。

これまでも魔女は
「うちに植えないはずなのに、うるしの木が生えてきて、かぶれた!」とか
「腰が痛くて動けない!」のような
謎の体調不良を訴えて同情を誘うことが有るのです。
体調不良を訴えれば、旦那や私が看病に来てくれると思っているようなんです。

それに、もしも本当に死にそうな状態だったら、
お隣さんにお粥を持ってきてもらう前に
救急車を呼んだ方が良かったんじゃないかな~なんて思っています。
実は産みの母親は、
私達との同居を目論んでいます。
旦那もそうしたいと思っています。

今は、育ての母の手前、実行出来ないけど
育ての母に万が一の事が有れば、
つまり89才の義母が他界したら
魔女は間違いなく大喜びで「同居しましょう」と言い出すでしょう。

独り暮らしの寂しさを訴えたり、
看病を求めたり、
それらは全て同居の必要を意識させるための布石だとしか思えず
うんざりです。