今、話題になっている
奥山佳恵さんの次男君。
小学校は通常級に入る決意をしたとのこと。
次男君はダウン症。
2歳程度の体の大きさで、まだハッキリと話すことが出来ないとのこと。
この選択が正しいのか否か、
今の段階では、まだ分かりませんね。
ただ・・・
支援級の親として、通常より沢山(ってか、毎日?!)学校に行っている中、
思うことは多々あります。
そういえば以前、息子からこんな質問をされた事が有ります。
「どうして1年生の子って、
ずーっと普通級の方に行くの?」
どういう事かと聞いてみると
「みんな1年生の時は、ずっと普通級に行くんだよ。でも、2年生とかになると、支援級に居るのが多くなるんだよ。なんでかなぁ。」
ああ、分かります。
どちらの親も1年生の時は
「先生!うちの子は支援級に入れましたが、
出来るだけ普通級に参加させて下さい!」って言うんです。
そりゃそうです。
みんなそうです。
誰でもそう願うんです。
でも、子どもからSOSの合図が出るんです。
ストレスから来る、チックの症状、
筆記用具をかじる行為、
爪をむしって指先がボロボロになったりなどなど。
それで普通級に行く回数を減らして
支援級で学習させてみると、
症状がピタッと収まるんです。
うちの小学校の支援級は、
とても素敵な場所だと思います。
異年齢の、障害の種類も様々な子が集まっています。
今、たまたまうちの支援級は
ダウン症の子が3人も居るのですが、
やはりシンパシーを感じるのか
とても仲がいいんですよ。
一人が落ち込んでいると、
あとの二人が励ますような様子もあるんです。
お勉強は、それぞれのレベルに合わせてくれます。
3年生で、2年生の学習しててもいいじゃないですか。
3年生で4年生の学習に取り組む子も居ますよ。
お陰で、息子は勉強の遅れはなく、
気持ちが落ち着いた現在、通常級にすんなりと入る事が出来ています。
そんな息子を、クラスの子どもは違和感なく受け入れてくれます。
もっとも、すんなり入れたのは担任の先生のご配慮も有ったと思います。
が、大人は頑なですね。
ハッキリ言って、
「え?支援級の子?」と
色眼鏡で見るのは大人だけです!
支援級というだけで嫌悪感を露にする人って居ますよね。
奥山佳恵さんのブログによると、
「社会性を身に付けたいから」通常級を選んだそうです。
それで大成功したら、
「アッパレ、良かった!」と思うのですが、
もしもSOSを発したら、考えてみて欲しいな~と、
私はそう思っております。