昨日の言い合いから一夜明けて


旦那はおずおずと
「おはよう」とか「午後から出掛ける」とは話しますが、
昨日の言い合いについては一切触れません。

息子にも全く話し掛けず、
重たい空気が漂います。

旦那は「出掛ける出掛ける」と言いつつ、
結局出掛けたのは15時を過ぎてからでした。
15時から出掛けた、ということは
ひょっとしたら仕事ではなく、映画を観に行くとかライブを聴きに行くのかもしれません。

とにかく旦那が出掛けて、家の雰囲気の重たさが一変し、
空気が吸いやすくなりました。

そんな旦那は夜9時過ぎに帰って来たのですが
「はい、これ。みんなで観よう」と
1本のDVDを差し出しました。

それは息子の大好きな
「フラッシュゴードン」と言う映画の
日本語吹き替えバージョンでした。

日本では、あまり多くの人には知られていない
「フラッシュゴードン」
息子は5~6才の頃から大好きで
繰り返し観ているのですが
今までは
字幕無し英語バージョンと
字幕バージョンしかなかったのです。
(何本持っとるねん)
息子は飛び上がらんばかりに喜びました。

こうして旦那は、
謝ったり再度の話し合いをすることなく
仲直りの方向に持っていった訳です。

旦那のいつものパターンです。
旦那は、プレゼントで
場をどうにか修復しようとするクセがあります。

今回は、息子の趣味にバッチリ刺さったので
旦那の作戦はまんまと成功したわけですが
旦那のプレゼントは殆どが的外れなので
関係修復どころか、
変な空気になる場合もあります。

最近だと『シン・ゴジラ』を買ってきましたが
あまりの興味の無さに、私も息子もノーリアクションチーン

しかし、旦那は
「プレゼントを買ってやった」と悦に入ってます。

このようなやり方では、
本当の解決とは言えないと思うのですが
これが旦那の、人との関係修復のやり方です。

これでは旦那の考えが見えませんね。

実は反省していて
「次からは、息子の機嫌が悪そうに見えても、理由を聞いてあげよう」と思ってるのか、
特に反省はなく
「取り合えずプレゼントで機嫌を取っとこう」なのか。

全く分かりません。
分からないだけに不気味さが増します。

だから旦那は、人と心を通わせる事が出来ないんです。