昨日は神奈川県の山奥に旦那の親戚で集まり、ご先祖様のお墓参りをしました。
集まる親戚の数は年々減っています。
みんな年を取り、体力が無いのです。

その中でも一番の年長者が、義母87才です。

山中の家は、昔ながらの広い広い土間に、高い上がり口です。
上がり口は高さ50センチ程有り、
私たちは難なく上がる事が出来ますが、
義母は上がる事が出来ません。

義母が旦那の名前を呼び
「上がれないわ。助けて」と言うと、
旦那渋々手を貸します。
しかし力をしっかり入れず、形だけ手を取ってるので
義母は、フラリとバランスを崩しました。

幸い酷く転ぶ事は有りませんでしたが
義母が「足を打っちゃったのよ」と言うので見てみると
ポッコリと大きなコブが出来、青く腫れているのです!

バランスを崩した時に土間で向こう脛を打ったようですが、
決して酷く打った訳では有りません。
ですが、年寄りには小さなダメージが大きな怪我になる場合も有るのですね。
私は介護の経験が無いので、初めて知りビックリしました。

その家は、かつて亡くなったお婆さんが住んでいた家で、
今は義母兄弟姉妹の長男が継いで別荘のように使っており、生活の家では有りません。
だから救急箱も有りません。
私は慌てて、私が食べ物を入れて持ってきた保冷バックから保冷剤を出し、義母の足を冷やしました。
義母が足がつらそうなので、子ども達が座ってゲームをしていたソファーの場所を譲って貰い、
義母の足を小さな椅子に乗せて、タオルハンカチで保冷剤をくるみ義母の足を冷やし続けました。

息子も義母の足を心配して、時折足を覗き込んだりします。

ところが旦那は、何故か少し離れた場所にいつの間にか移動しており
まるで他人のような素振りです。

私は一生懸命に足を冷やしましたが
義母は少し人見知りな人なので、本当は息子である旦那に側に居て欲しい気持ちが伝わってきます。

でも、面倒な事が苦手な旦那の方は、面倒から逃げ出したい様子です。


その家から墓場までは、徒歩1分。
義母の足では3~5分程掛かります。
墓参りの際、義母は旦那に手を取って欲しいと頼み、
旦那が渋々義母の手を取ります。
私は、そうしてあげるのが当たり前だと思うのですが
旦那はビミョーな表情をしています。

照れなのか…
困っているのか…
よく分からない表情です。

墓参りが終わって再び家に上がる際、
義母を手伝ったのは、親戚の女性と私です。
あんな怪我をしたばかりなのに、
旦那は知らん顔です。

一同で食事をして昔話をし、
さあ帰ろうと言う時、旦那は逃げるように、そそくさと運転席に座って待機状態。

私が義母の荷物を両手に持ち、親戚の女性が義母の手を取ってくれました。

親戚が義母の足を心配して
「冷えピタを貼って冷やしておきなね」と何度も声を掛けてくれました。

そこで帰りにコンビニに寄り、冷えピタを買う事にしました。

息子は疲れて寝ています。
義母もお疲れです。
私が2人に付き添う為、車に残り、
旦那が店に入りました。
ところが旦那が手ぶらで帰って来ました。

「冷えピタ、無かったよ。熱冷まシートなら有ったけど」。

「それを買って来いやムカムカ!!

世の中に、こんな使えない旦那が居るのでしょうか。

義母87才。
読んでお分かりの通り、ボケる事もなく元気な義母ですが、
何時、何が起こるか分かりません。

万が一、介護となった時、
旦那が積極的に関わるとは思えぬ。

自分の子でもないのに引き取って、苦労して育ててくれた恩義は、何も感じないのか。

情けないというか、
旦那が恐ろしくなります。

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