ママ友居なくても、周囲で揉め事が起こる。
ママさん全体がおかしい訳ではありません。
大勢の中に、たった1人おかしな人が居るだけで掻き乱されてしまうのです。
私には今、ママ友と言える人は居ません。
学校行事で会った際にちょっと喋る人位は居ますが、互いの家でお茶したり、親子で一緒に出掛けたりする相手は居ません。
こんな私にも以前はママ友みたいなものが居て
子連れで一緒に遊びに行ったりなどのお付き合いをしていましたが
子供が成長するに連れて、うちの子供の違和感が否めず
「発達障害」「アスペルガー」をカミングアウトしましたが理解して貰えませんでした。
何も「発達障害だからこんなに乱暴なんですよ。だから理解して」などと言った訳では有りません。
周囲からは
「自分の子供を障害児呼ばわりして恥ずかしくないの?」
「子育ての失敗を障害のせいにしたいだけじゃないの?」などと言われ、お付き合いは消滅してしまいました。
支援級のママさん方は大人しい人が殆どです。
元気はつらつの人も居ますが、基本大人しい人が多いです。
そんな中、支援級のママ達を取り纏めてくれるようなリーダー格のママさんが居ました。
Xさんとします。
Xさんは3人の子供が居ますが、3人とも障害が有るので障害児教育に関する知識が豊富です。
支援級内で困った事や問題が発生して来ると、みんなに呼びかけて、みんなの考えをまとめ、先生に報告したりしてくれます。
最初は「すごく頼りになる」と思いました。
ある時息子が「俺、やっぱ将来パソコンの仕事するの、やめる」と言い出しました。
当時小2だったから、別にまだまだ将来の職業を具体的に目指していた訳ではないけど「どうしたの?」と聞いてみると
支援級でパソコンの授業をやっているとXさんが入って来て
「パソコンの仕事をしていたら痔になるんだよ」と言ったというのです。
XさんもXさんの娘さんも生活リズムが安定しない為、毎日3~4時間目あたりから登校して来ます。
ちょうどその日登校して来た時にパソコンの授業をやっていたのでしょう。
息子から話を聞いて、Xさんが冗談で言ったのかな?と思いました。
ところが別のシーンでも
私が「うちの子はパソコンが好きで、プログラミングにも興味が有る」と言うと
「趣味を仕事にするのは良くないよ。心を病むよ」と言ったり
「うちの子、コンサータ(ADHDの症状を抑える薬)を飲み始めた」と言うと
「アレって麻薬だよ。子供をヤク漬けにするつもり?」と言ったり、自分の考えに添わない行動をするとかなり辛辣な言葉で批判するのです。
Xさんの娘さんも一時期はお薬を飲んでいたのですが、体質に合わなくてやめたそうなので、「これから飲むんだ」という人が居ると「飲むのはやめましょうね」と誘導する様子でした。
またXさんが「療育手帳は取った?」と言うので「うちの子は取れないのよ。発達検査の結果で」と言うと
「療育手帳が取れないなら精神障害者手帳を取るべきだよ。
子供の将来を考えたら、普通取るでしょ」と言い出し、その後もしつこく「障害者手帳は取ったか?」と聞くようになってきました。
Xさんの長男は障害者枠で就職し作業的な仕事をしています。
Xさんの娘さんは療育手帳を持っていて、お薬の服用はしていません。
全部、自分と同じじゃなきゃイヤなのかしら?
それでも、Xさんは普段は聞き上手で優しい雰囲気の人だし、確かに障害児教育の知識は有るし、頼りになる面も有ったのです。
もっとも参ったのは、Xさんは学校の先生にクレームつけたがりのモンペのような一面も有り、クレーム仲間を欲しがっていた事です。
ある時Xさんが「ちょっと娘の事で悩みがあって、これから学校に相談に行くんだけど…1人で行くのは不安だから付いて来てくれない?」と心細そうな言い方をするので「ああ、今日のXさんは落ち込んでいるんだな」と思い「OK」したのですが
教頭先生を前にするなり
「先生!
今日はカサンドラさんが学校に言いたい事が有るそうです!
ほらカサンドラさん、いつも学校の事で文句を言ってたでしょう。ほら吐き出しな!
その為に先生にわざわざ時間を取ってもらったんだよ」と言うのです。
私は教頭先生の前でXさんと揉めるのも変だと思い
「以前は○○な事で悩んでいたんですけど、
最近先生方には凄く上手に対応して頂いて感謝してます。
子供達も支援級の先生方が大好きなんです」と伝えました。
Xさんギョッとした表情。
教頭先生「はあ…、じゃあ問題は無いわけですね」と無事話は終わりました。
Xさんに何がしたかったのか聞くと
「いや…いつも文句を言ってたから、吐き出させてあげようと思って」と言いますが
私はそんなに文句を言った覚えは有りません。
なんか変なの~。
ある時、支援級のママさん同士で揉め事が起こりました。
「○○さんが◎◎さんに関するデマを流した」とかで結構大喧嘩な状況になっていたのです。
泣き出すママさんは居るし、本当に大変な騒ぎになりました。
が、よくよく話を整理してみると、デマ話の元凶はXさんだと言う事が分かりました。
Xさんがどういうつもりなのかはサッパリ分かりません。
問い詰めても、Xさんはシラを切ります。
Xさんは学校に顔を出さなくなりました。
授業参観にさえも来たり来なかったり。
来たとしても、支援級のママ達はサーッと引き潮になっていくので、Xさんが学校に行き渋るのは当然ですわな。
私は揉め事が嫌いだし、深いママ友付き合いはしていません。
以前もPTAから変な電話が掛かってきたのもそうだけど
↓ブログ「PTAが苦手過ぎる理由」
http://ameblo.jp/cassandra-1/entry-12160464781.html
ママ友居なくても、トラブルは起こってしまう。
私の「1人になりたい願望」は、ますます増幅されていきます。