今日は日経平均が朝方堅調でした。
一時、前日比300円以上あげて、16000円に迫る勢いだったんですが、自分的にはどうも不審でした。
なぜなら、持株がどれもこれも全然上がってないどころか、下がりまくってたからです。
おかしいと思いながら色々見てみると、まず上がっているのは東証一部の中でも大型株ばかりで、マザーズ等の新興市場は下がりまくってるし、東証一部銘柄でも中小型株は下がっていて、TOPIXは前日比変わらずくらい。
その中でも、9983ファーストリテイリングが爆上げで、一時3000円高の44400円、そしてこの銘柄一つだけで日経平均を120円も押し上げているというお話。
ファーストリテイリングといえばあのユニクロで、ネット上なんかでは、ゆとり世代の新入社員等が過酷な労働に耐え切れずに次から次へと辞めまくっていくブラック企業としてつとに有名ですが、自分も、テレビでよく拝見する柳井社長の言動や顔つき等を見ていて、確かに、こんな社長の下で働くのは勘弁だなあ、と見る度に強く感じていたわけですが、ユニクロの業績自体は絶好調というか、まあとにかくここ十数年というもの伸び続けていて、株価の方もここ15年間、数々の暴落相場の試練を乗り越えてずっと右肩上がりで上がってきている、日本でも数少ない、奇跡のような会社です。
株価は15年でざっと15倍になってるんですけど、去年の11月位からの、ここ半年間の伸びが特に際立って凄く、アベノミクス相場に乗った典型的銘柄の一つとも言えます。
トム所長も、中国の店舗に行ったことがあって、確かに活気がありました。
日本では廉価で質がまあまあな店、というイメージですが、中国では、安くはないが質の良いブランド、というイメージです。そこらの庶民が買いに行くような店じゃありません。
まあ、そんな風なわけで、確かに業績は良いし、今後も少なくともあとしばらくは世界戦略で伸びていく会社だろうと思います。
なにしろ、あの柳井社長は、とてつもなく厳しいやり手じじいですから、まあ彼が突然死したりしない限りは大丈夫なんでしょう。
ともあれ、会社の規模もここまで大きくなってしまうと、まあ、ここからさらに急成長するというのは無理なわけで、あとはこれから数年~10年間くらい安定成長して、どこかでピークに達して、その後は現状維持の超巨大企業として世界の衣料業界に君臨する、というのが妥当なイメージです。
どう考えてももう急成長は無理です。
そこで、株価のバリュエーションですが、今日の高値でPERが50倍を突破してしまいました。ヽ(*'0'*)ツ
PBRは8倍突破。
これはどう考えても安定成長の巨大企業としては高すぎる株価です。
しかも、この銘柄は空売り可能の貸借銘柄。
とすると、空売りの絶好候補。(≧▽≦)
しかし、ほとほといつもながらにタイミングが悪く、トム所長が気づいた時には一瞬遅く、株価はすでに激しくピークアウトして、かなり下がってしまっていました。
うーーーむ、なんで、あと少しだけ早く気づかないかな。。。
と悔しがっている間にも株価はどんどん下がりまくり、あっというまに前日マイナスになり、さらに4万円も割れて、底が抜けたように暴落していきます。
か、かなわんわぁぁぁ。(T▽T;)
そして、ふと気がつけば、先日に掲げた割高リストもほとんどの銘柄が日経平均の数倍の率で暴落しています。
まあ、それらのほとんどはどっちみち空売りできない銘柄なので関係ないです。
ただ、?付の空売りできる貸借三銘柄も、やはり揃って急落。(;´д`)トホホ
特に、本日は日本海洋掘削が、-17%もの大暴落。一時は-20%まで行ったようです。
し、しかし、トム所長の暴落予想はなんでこんなに当たるんだろ。しかも、やらなかったとき限定で。(x_x;)
東京電力にしても、今日も昨日以上の大暴落。(/TДT)/
頼むわ、ほんま。。(泣)
これで、実際に空売りを実行できた時は、必ずなんかの邪魔が入ってうまく行かないどころか、しばしば大損失まで出してしまうのだから訳が分かりません。
とか書いているうちに、日経平均は900円近い大暴落となっていますが、いったい何が起こったのだろ??
ここまでくると、はあ??て感じですが。
ほんで、当然ですが、持株も全て大暴落。(泣)
あーあ。
なんでこうなるかなあ。