エントリー488人 実質参加200人くらい 賞金総額$1000 期待値$5
今回は、フリーロールの登録開始から実際のトーナメント日までずいぶん期間があったせいで、登録だけしてプレイしに来ないプレイヤーが多く、というか、鬼のように多すぎで、参加率なんと四割以下という恐るべき結果となった。
自分のテーブルは参加者三人だったが、他のテーブルを見てみてびっくり。Σ(・ω・ノ)ノ!
なんと、8人が不参加で、唯一の参加者が一人で毎回レイズしてせっせとチップをかき集め、自分が見た時にはすでに8人分のほとんどすべてのチップを奪っており、8人ともほぼ死にかけの状態になっていた。
なんというラッキー!
リスクゼロで+12000点!!
ダントツ1位。
それから、他のもう一つのテーブルでは、参加者が二人で、チャットで共謀して、二人が順番にレイズしてワンハンド交代でポットを取るようにしていた。
この行為は、厳密にいえばルール違反ということになるのだろうが。
いいなあ。。。
ひるがえって、自分のテーブルには一人アグレなのが居て、邪魔ばかりしてくれる。((゚m((゚m゚;)゚;)
毎ハンド毎ハンド邪魔ばかりしてきて、まあろくな手もなしに邪魔してるのはわかっているのだけど、とにかくこちらには悲しいくらいにハンドは来ないわ、全然当たらないわで、どうしようもない。
しかもそいつがまた自分の左隣に居るもので、やりにくくてどうしようもない。
コイツさえいなければ稼ぎ放題なのに。。。
ボタンでレイズするとほとんど毎回のようにリレイズかましてきて、マシなハンドでコールしてもフロップはまるで当たらずどうにもならない。
ほんで、J5oなんていうハンドでレイズした時またしてもスナップでリレイズしてきたので、これは糞ハンドに違いなかろうということで、リリレイズしてやると、即座にフォールドした。(`∀´)
そいつにやっと一矢を報いてやれやれと思ったら、そいつはなぜか他のテーブルに飛んでいき、すぐに右側にビッグスタックがやってきた。
これがまたさっきの奴に輪をかけてアグレでどうしようもなく、また相変わらずハンドが全然来ない、フロップで全く当たらない、てことで、やられてばかりで実にいらいらする展開。
ここで、AJと、やっとまともな手が入り、前からレイズしてきたので、リレイズするか迷ったがジャストコールしてみる。
したら、フロップがなんと、JJ7と来てしまう!
よっしゃーーーーっ!!
これはもらったわぁ。。。(●´ω`●)ゞ
ほんで、アグレな敵はさっそくブラフベット。。。(≧▽≦)
ちょっと悩むふりして少し間をおいてコール。
ターンラグ。
相手チェック。やはり何もないようだ。
ここでベットすれば、確実に降りてしまうだろう。
こちらに何もなければ絶好のブラフチャンスであるが、ここはスロープレイだ。
チェック。
リバーラグ。
ターンのチェックバックで、敵はこちらにも何もないと思ったようだ。
オールイン要求のベット。(≧▽≦)
引っかかったね。コール!!
敵はK6oのなんにもなし。
やっぱりね。
これでチップは10000点超えて、入賞ラインは超えてきた。
で、この後すぐにバタバタと不参加者が死に初め、全員参加のまともなポーカーが始まる。
しかし、この後はまたハンドが来ず、不調が続き、一回目の休憩が終わり、二回目の休憩になっても、チップは依然一万点のまま。
二回目の休憩の直後、残り72人となって入賞が決まり、順位は31位。
まあまだまだ優勝は狙えるか?
今日はとにかく全然ハンドが来ていないので、前半に来なかった分これからまとめて来ればいいのだが。
賞金の構造を見てみると、このあと少々順位が上がったところでで賞金のアップは微々たるもの。
4位の賞金からぐんと上がって、$77.4ということで、目標は4位に決定する。
で、調子も上がってきて、サクサクと勝ちだして、チップは22000点で、9位に。
さらに、QQでのオールインが3回連続で決まり、チップは79000点で、ついにチップリーダー。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
そして、A9oでショートのオールインを受けたら相手AKsでしかもフロップでフラッシュドローにまでなって、ほぼ絶体絶命だったが、そこからボードツーペアになって運良くタイゲームを拾う。
ほんで、その次のハンドがなんとAAで、ここでミドルスタックがオールインしてきて、コールすると、敵はA8o。
まあこれは負けるはずもなく、簡単に勝ち、チップはついに10万点を超える。
そして、次のA7sもフロップでAをヒットして勝ち、12万点でダントツチップリーダー。
前半あれだけハンドが来ず、ボードにも当たらず、だったのが、うそのよう。
これは、ついについに、超久々の優勝なるのか??
トーナメントでの優勝は、去年の11月以来だから、3か月ぶりということになる。
もちろん今年初だ。
そして、3回目の休憩を経ても調子が下がることはなく、ついに20万点で僅差の2位でファイナルテーブルに進出。
すぐに3人ほど脱落して残り6人になるが、ここで、ショートとのオールインに敗れてチップを削り、さらに何度か小さい負けを繰り返してしまい、チップは10万点を割れて4位になってしまう。
やや、や、やばい。。。
ファイナルテーブルに入った段階では、10万点以上持ってるのは共に20万点越えのチップリーダーMammonMaxと自分だけで、あとは皆かなりショートばかりであり、優勝はともかく、少なくとも目標の4位は堅いと思われていたのに、ここにきて優勝ははるかに遠のき、4位すら怪しくなってきてしまった。(@Д@;
うーーーむ。。
ここは、優勝狙いはとりあえず置いといて、まずは、自分よりショートの二人が落ちて4位が確定するのを待つ作戦に変更しよう。。。
というわけで待っていると、AKなんて手が来てしまい、仕方なくオールインすると、誰もコールせずとりあえず助かる。
で、ほどなくしてなんとか二人死んで目標の4位確定。ヾ(@^(∞)^@)ノ
その時点で、自分は3位、4位はかなりのショートになっているので、ここはコイツが死ぬまでもう少し粘って、3位確保で行こう、と決める。
すると、このショート、ひたすらフォールド、フォールドですぐにじり貧になるのだが、そこでの決死のオールインでなかなかまけず、しぶとく生き残る。
う、う、う、早く死んでくれ!!
3度目くらいのオールインで、ショートTT相手KJの対戦になり、ターンまで何も出ず、リバーで「K!」と叫ぶと、Jが出てなんとか終了。
これでやっと3位決定。
とは言っても、自分はどんけつで、チップリのスタックはもうダントツ。
とりあえず2位を狙うか??(;´Д`)ノ
ここで、BBでJ♦9♦が来て、ボタンのダントツチップリーダー3BetKKのレイズに決死のコールをしてフロップを見ると、T♣7♦3♦でフラッシュドロー。
Aが出てないので、おそらく敵は当たってないし、仮に7や3が当たっていたとしてもチェックレイズオールインにはコールできないだろう、ということで、チェックして無駄なCBを打たせた上でのチェックレイズオールインを敢行することに決める。
すると、敵は、な、なんと、チェックバックしてきた。。。(°∀°)b
むむむむっ。やりよるわい。なかなか用心深いやつだ。
今ベットしてきたら、完ぺきにチェックレイズオールイン攻撃の餌食になっている所だったのにね!
しかし、ターンには最高のカード、A♦が降臨!:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
やったあ。。
これでこの勝負、もらったーーーっ!
ここで、小さく誘いのベットを打ってみると、敵はすかさずレイズしてきた。
よしっ!
これで敵がAを持っていることはほぼ間違いない。
現状こちらがサードナッツで、敵があり得ないようなAAかAK♦、AQ♦でない限り逆転の目は非常に小さく、ここでスロープレイする選択肢もあるが、リバーで4枚目の♦とか出てしまうとそこでアクションが止まってしまう恐れがあるし、どのみちリバーではまたこちらからアクションしないといけないので、フォールドされてしまう恐れはあるが、ここでオールインを返すことにする。
まあAを持っていることはおそらくまちがいないと思うので、よもやフォールドもしないだろう。
で、オールインすると、、、
敵はフォールドした。。。(゚_゚i)
てのは冗談で、まあ普通にコールしてきた。当然だろ。(o^-')b
敵のハンドはA9oで、まあ予想通りのハンド。
リバーではラグが出たので、まあリバーでオールインしていても同じだったと思うが、プレイとしてはターンでオールインが正解だろう。
ほんで、負けた後、チップリーダーから見事に転落した3BetKKは、チャットでNH!と叫んでいた。
わっはっはっは。
まさかフラッシュとは思わなかっただろうよ。
ターンで出たA♦が必勝のカードと思っただろうが、それが実は悪魔のカードだったとはなあ。(≧▽≦)
ところで、ここで、トム所長のホールデムのプレイスタイルの顕著な特徴を一つ。
それは、「プリフロップで、かなりしばしばレイズ、リレイズにジャストコールする」ということ。
ポーカーの教則本などには、たいてい、「コールドコールは良くない。原則としてしないこと」と書いてある。
ライブポーカーのプレーヤーはコールドコールなど皆当たり前のようにやっているが、ことオンラインでは、コールドコールを多用するプレイヤーというのは、俗にいうコーリングマシーン的なスシを除いては、ほとんどいないようだ。
オンラインプレイヤーは皆、教則本に忠実に従って、レイズorフォールドを実行しているようだ。
しかし、だ。
なんでコールドコールはいけないのだろう?
トム所長にはそれがどうしてもわからない。
プリフロップにおけるコールドコールがいけない理由は、教則本によると、「フロップ以降でのイニシアチブが取れないから」などと出ている。
はぁ??
イニシアチブってなんやねん?
英語ではまあ意味わかってるんだけど、日本語になおすとなんだろう。。
えーーーっと、、、うーーん、、あーーー、主導権、かな。
まあ、日本語にした方がよりわかりにくい感じもするけど。
まあ要するに、自分がプリフロップのアグレッサー(攻撃者)である場合には、フロップで何もヒットしなくても、CB打つと、相手は自分がビッグペアを持ってるかもしれない、と思って怖がってくれるので、何かヒットしない限りは簡単に降りてくれる。。
場合が多い。(笑)
という意味だけど、これって、一長一短じゃないのかな?
確かに、相手が何もヒットしなかった場合は良いんだけど、逆にある程度以上のハンドをヒットされてしまった場合には、こちらの被害が大きくなるというかなり怖い欠点がある。
と思うのだけど。。
なので、トム所長は、レイズ額がそれほど大きくない場合は、そこそこのハンドでコールすることにしている。
例えば、こちらがボタンでBBにリレイズかまされた場合。
この場合は、かなり広い範囲のハンドでコールする。
どのみち、相手だって、へんてこなハンドでリスチかましている可能性だっておおいにあるし、何しろフロップ以降のポジションは全てこちらにあるのだから、わずかの追加投資で見られるはずのフロップを見ない、ということに合理性は全く感じないのである。
立場を逆にして考えてみると、自分がBBでボタンのレイズにプレミアムハンド以外でリレイズかました場合、その時、最も恐れるのはさらにかぶせられることであるが、単にコールされるだけでもけっこう嫌なものだ。
ポジションがないので、「できれば降りてくれ!」と誰しも願うのではないだろうか。
そうであれば、自分がボタンなら、どんどんコールしてやるべきである。
またそうすると、以後、下手にへんてこなハンドでリスチとかやりにくくなるだろうし、一石二鳥だ。
それから、こちらがBBで、ボタンにレイズされた場合。
この場合、こちらがAK等のプレミアムハンドであればもちろんリレイズかますわけだけど、そうではない、ATとかKJ等の、中途半端なハンドの場合。
追加投資が多くなければ、単にコールする。
それで、フロップを外したら、チェックフォールド態勢に移る。
当たれば、スタックが許す限り、問答無用にチェックレイズオールイン!
スタックが許さない場合、すなわち、お互いのスタックが大きすぎる場合は、フロップはチェックコールして、様子を見る。
ターンでまた打たれてしまった場合、この場合は非常に難しい判断になってしまうが、ケースバイケースだ。
しかし、実際にはフロップで打つだけで、コールされるとターンはチェック、という場合が多いのだ。
フロップでは3回に2回近くは何も当たらないのだから、チェックフォールドばかりになって、結局損だ、と、教則本には書いてあるが、そんなことはない。
なぜなら、プリフロップでのレイズにコールする追加投資はポット額の半分以下、という場合がほとんどなので、3回に1回当たるだけで、あとの2回はチェックフォールドさせられても、しっかりつじつまは合うわけなのである。
というわけで、少々戦術論が長くなってしまったが、今回も、このコールドコール戦術によって見事にフラッシュをヒットしてしまい、大成功を収めた。
それで、ここでダントツチップリーダーになって、優勝に大きく近づいたわけだが、直後のハンドで2位と3位がオールインでぶつかり、2位の3BetKKが勝利を収めて、ついにヘッズアップに突入。
チップ量は、こちらの方がやや多い程度。
最初のうちはハンドがなかなか来ず、どんどん攻め込まれ、セオリー通りにコールドコールを連発するものの、フロップで何一つヒットせず、大差でリードされてしまい、もはやこれまでか?という感じになる。
見てると、さすがにここまで残ってきただけあって、なかなか抜け目のないプレーぶりで、トリッキーで一筋縄ではいかない。
珍しく感心させられるプレイヤーだ。
ハンドも来ないし、こりゃ負けだな、と思ったが、チップ量で3:1になってしまったとき、こちらQ6でどうしてもオールインせざるを得なくなってしまい、相手K7で風前の灯となるが、ここで6を引いて勝ってしまい、チップ量が互角に。
ここから風向きが変わって突然ハンドが来出して、攻守交代。
最後は余裕で仕留めて、見事優勝を果たした。
いやはや、やっと、3か月ぶりの優勝である。
ふーーーーっ。
で、最後に、派手な優勝画面が出てきた。
結果 優勝! $187.60