ポイペトっていう記事も一つもなかったので、こちらも一つだけ書いてみます。
ここはなかなかすごいところで、タイとカンボジアの国境のカンボジア側の街にカジノタウンがあります。
カジノホテルが8つ位あります。
まあ、普通の人は知らないけど、知る人ぞ知るカジノの街なんですねー。
場所は、タイ東部の国境の町アランヤプラテートの反対側で、バンコクから陸路でアンコールワットを目指すと必ず通る地点なんですが、主にカオサンバスで通るバックパッカーのほとんどは単に通過点としか見ておらず、せっかく素晴らしいカジノがあるのに、カジノがあることすら知らないで通り過ぎてしまう人がほとんどです。
カジノが嫌いな人はともかく、そうでない人は、バンコクから陸路でアンコールワットやプノンペンに行く場合、必ずポイペトに寄って、何泊かしていきましょう。
ここを素通りするなんて、もったいなすぎます。
ちなみに、バックパッカーのバイブル、地球の歩き方には、「ここは超危険なので必ず素通りしましょう」と書いてあるのですが、全く、ろくな取材もしないで、なんちゅうこと書くのかなあ?
かくいうトム所長も、バンコク滞在中にタイのビザの更新のためにどうしてもここへ行かねばならないことになって、初めてここを訪れたわけなんですが、歩き方のいいかげんな記述のせいで、最初はかなりビビらされてしまいました。
実際行ってみると全然そんなことはなく、特にカジノゾーン内に関しては危険なことは微塵もありません。
ここは、主に金持ちタイ人が大挙して遊びに来るところなので、危険なはずがないですね。そんな事件が頻発していたら、金持ちタイ人は一斉にこなくなるでしょう。
ポイペトの危険に関しては、旅行者の場合、ここにいったん滞在する人よりも、素通りする人にとって極めて危険な罠が満載されております。
主に、カオサンバスで素通りする人に対する罠が二重三重に張り巡らされていて、国境を通過する際にビザ代をぼったくったり、とんでもないレートで両替をさせたり、その他わけのわからない料金をふっかけたり等、旅行者が何も知らないのをいいことにやりたい放題です。
スリ等もおそらくたくさん居るでしょう。
カオサンバスでアンコールに行くと、同じ時間帯(だいたい昼ごろ)に大量の旅行者が通過することになるため、国境ゲートは大混乱で、炎天下や大雨の中一時間も二時間も列に並ばされることになります。
考えただけでもぞっとする苦行ですが、わざとそういう風に外国人を炎天下に並ばせ、エキスプレス料金を払ったら並ばないでもすぐにやってやるよ、というサービスをして、その特急料金を役人が着服してるのです。
詐欺師に付きまとわれることや、苦行が嫌いな人は、カオサンバスには乗らないこと。
また、カオサンバスは盗難も多く、トム所長は大昔それを知らないでプーケット行のカオサンバスに乗ってしまい、まんまと現金、パスポート等を盗られてしまったことがあります。
この盗難は、会社ぐるみだそうです。サービスで出される水に睡眠薬が入っていることもあるらしいです。
カオサンバスは料金は格安ですが、その裏にこのようなとんでもない危険があるのです。
このカオサンバスの危険は書かないで、ポイペト滞在の危険ばかり強調するのはなぜなんだろう?
単に調査能力が足りないだけなのか、それとも・・・
ポイペトは、カジノホテルに格安で滞在できて、なおかつ儲かるチャンスもあるというなかなか夢のような場所なんですが、それについては、また次回ということで。
もし要望があれば、、、、ですが。