バブル そうこうしているうちに、なぜかゲームの進行が目に見えて遅くなる。気が付けば、もう一面のオマハの順番ばかり回ってきて、こちらのプレーが全然回ってこないことに気づく。
観察すると、皆が皆時間いっぱいまで粘った末フォールドしている。これじゃ進まんわ。
まあ、入賞が決まるまでだろうし、自分のチップもいつ消えてなくなるかわからんような頼りない状態だし、せめて$7の入賞だけは確定しておくのもよしと、自分も時間いっぱい使ってフォールドする。
あまりにも皆時間使いまくるので、とうとう残り121人で二回目の休憩に入ってしまった。
一時間ごとに休憩あるはずなのに、それも大幅にずれ込んで、二時間半くらいたってしまってるし。
終盤戦 休憩開けて、またまたみんなスロープレーだがすぐに無事121人目が飛んでなんとか入賞が確定する。やれやれ。とりあえず最低限の仕事はした感じ。
とはいえ、チップはまだアベレージ以下。
で、バブルが過ぎたらプレーが速くなるかと思いきや、全然ならん。なんで？？ 細かすぎやで。
トム所長は気にせず普通にフォールドするが、誰かにコールされて負けたら飛ぶ可能性のあるオールインの時だけは、念のため時間いっぱい使ってオールインする。
その心がけが良かったのか、今日は飛ばない。
ミラクルショットこそなかったが、無難にこちらが少ないオールインは勝ち続ける。
そうこうするうちにようやく「ゾーン」に入ったのか、面白いように手が入りだし、それが面白いように勝ち出す。
全然負けない。すべて普通に勝つ。うーーむ。なるほど。あのレッドの台湾人もマカオミリオンで勝った時はこんな感じだったんだろうな。
まあこれでなきゃこんなトナメ勝てんわ。1000人も居るんやし。
で、どんどんどんどん勝って、あっというまにアベレージは超えて、全体でも一桁台の順位になる。
それからまた負けたりして、一時的に20位台に落ち込んだりしたが、結局すぐにつもり返し、とうとう一位を瞬間的に二回ほどつけた。
１位を意識した途端、負けたり２位のやつにまくられたりしてすぐに２位に落ちるが、いずれにしても今日は違う。これは十分優勝圏内だ。
ドキドキしてきた。心臓が痛いくらい。勝ちを意識すると手が震えてクリックもうまくできなくなったりする。我ながら情けないが。
それで、気が付けばファイナルテーブルになっていた。順位は２位。１位とは少し差があるが、３位以下は大差。
点差から考えて、これはどちらがぶっちぎるかのマッチレースだろう。
これはチャンス。
ここはこの勝負に集中せねばということで、PLオマハ0.05/0.10の10人テーブル、今日はやけに調子がよく、マックスバイインの$10が$50以上になっていてしかもめずらしいことにメンツが超ゆるい感じなのだが、やめた。
こんなののせいでトナメ負けたらあほらしい。
で、ファイナルテーブルで数ハンド動いたところで最終休憩。