6:50 きちがいテーブル終了し、ゆるいテーブルに移る。パックン兄も座っているが、すぐに帰ってしまう。右隣には、お得意さまのコリアン。
このコリアンの話では、さきほどの最強コリアンは、ポーカープロで、毎日2万ドルは稼いでいるらしい。シャーク香港人のことは、最強コリアンよりは器が小さいみたいなことを言っているし、ポーカーで食べているパックン兄のことは、たいしたことない、あんなのプロじゃない!と、言っているが・・・。とにかく、マカオで一番強いのは、最強韓国人なんだろうか???
テーブルには、タイトなファランと、セレブ風メガネおばさんと、おとなしそうなメガネ中国人と、いかにもバカそうな中国人カップル2人がプレイしている。
これはどうみてもちょろそう。
で、AJ。
金持ち風マダムと対決になり、フロップでマダムチェックしたのでこりゃあたっとらんやろとベットしたらコールされ、さっそく負けてしまう。
なんや、と思ったら、88。
くうーーっ。88でコールするかぁ。。
なめてたらやられてしまうトム所長。
こらあかん、このマダムは用心しないと。
と、SBでAKがきて、プリフロ200ベットすると全員フォールド。ふむふむ。
次に、ボタンでまたAK。
プリフロレイズに2人コールして、フロップが468。
うーーむ。
2人ともチェックなので、それではと、残り300ほどオールイン。
おりると思ったらおりないし。(苦笑)
ギャルにコールされ、ターンもリバーもはずしてしまい、だめだこりゃとAK開いてみると、いやな顔をする。
AQ!
ふーーーっ。
AQははまり手やのう。こないだはこれと真逆の立場でマックンにやられたし。
気をつけねば。
7:58、5人になってしまう。BBで、22。ファラン150レイズ、メガネ中国人がコールしたのでトム所長も一応コール。
フロップ「AJ2」。セット完成。チェック。ファランチェック。メガネ中国人250ベット→コール。よしよし。
ターン5だが、これが三枚目の♣。
むむむ。
全く、やなカードが出やがる。
こいつさえ出なければここでまたチェックやけど、こいつが出てここでチェックすると、いかにも♣を怖がってるみたいでまずいか?
それに、チェックチェックでリバーでまた♣が出ても困るし。
こんなカードが出てしまった以上、フィッシング継続して大きく釣り上げることはあきらめて、ベットして反応探り、大きくレイズされたら降りようと、約1000のポットに対し小さく300ベットしてみたら、メガネ中国人はコール。
うーーむ。。なんだかわからんが、フラッシュ完成ではないのかな??
それで、リバー。
K♣
まったく、、、、
なんちゅうカードが出よるんや、いつもいつも。
22やからあんまり意味無いけど、一応自分のカード見てみたら、やっぱり♣ないし。。
やばすぎるけど、まだ相手も♣持ってるとは限らんし、ここでチェックなんかしたら♣怖がってるのバレバレで♣持って無いのにブラフされたりしたらかなわんので、もうほんまに捨てるつもりで150ベットしてみたら、、、、
相手、フォールド!!
ふーーーっ。
♣持ってなかったかぁ。良かった良かった。平和だ。。。
と、思ったら、全然平和じゃなかった。
ん?
あれ?
なんだか一瞬AAが見えたような・・・
見間違いかしら?
非常に気になるので、メガネ中国人にAAフォールドしたのかと聞いてみたら、そうだという。(驚愕)
うわっ。
負けてた。
見事にセットオーバーセットやがな。(怖)
相手のAAに♣が無いのもツイていたが、それにしても・・・
あまりのことに驚いて自分の♣無しの22を開いて見せると、「仕方ない、こんなのはコールできない」とのたまうメガネ氏。
これ、コールできないのか??
1600のポットに対して、たったの150のベットだけど。。。
ブラフするつもりなんかなく、逆にブラフをさせないための最小限の捨てベットだったのに、まさかこれが結果的にブラフベットになってしまうとは・・・
棚ボタとは、まさにこのことか。
瓢箪から駒??
人民にしては珍しい超弱気にいちゃんのおかげで1750ドル儲かってしまった。
相手の立場から見ると、フロップでAセット完成→相手チェック→250ベット→相手コール。この時点でいかにもフラッシュドローでついてきてるくさい感じはある。
で、ターンが、トム所長も嫌だったが、同時に彼にも嫌でたまらなかった♣。そこへフロップはチェックコールした相手が今度は自分からベット300。→→ヤバ、まじでこいつはフラッシュ完成したのでは?
まあしかし、ここはとりあえずコール。
でも、リバーもまた♣。(泣)
こらあかん、終わってる。。
そこへ、追撃のベット150。こらどう考えても間違いなく♣持ってる。→→フォールド!
となったのでありますね。
まあ、わからなくもない。
それでもリバーでたったの150なら、自分なら多分間違いなくコールしてるけど。
その後、帽子コリアンとメガネおばさんの3人となってしまうが、1ペアで数回勝つ。このコリアンには、いつもドネーションしていただいている。
8:22 テーブルクローズ。もう1卓あいているが、パックンと香港人がいる上、さらに強そうな人が多いので、やめる。きちがいテーブルでは勝てなかったが、ゆるいテーブルでは、勝つ。
やはり、ポーカーはメンツ!
引きが弱くても、メンツが良ければ、まあ滅多に負けませんね。
メンツが良くないと、引きが良くなければ勝つことはできない。
引きが良くなければ勝てないポーカーなど、ラッキードローと同じ。
ラッキードローポーカーは嫌いだ。
これなら引きが悪くても勝てる、という状態が、やはりプロのポーカーをやっているのだ、という実感があり、充実したポーカーといえる。
ハードロックポーカー(23:00~8:20) +1290HKD