はじめてブログ書きます。
トム所長です。
元パチプロで、現在の本業は投資家ですが、同時にアジア各地を旅しながら時々カジノで稼いだりしています。
今日が始めての記事。
去年、カンボジアのポイペトで初めてテキサス・ホールデム・ポーカーをやって以来その面白さにハマり、しばらくずっとポイペトでポーカーしてました。
ポイペトでの圧倒的主流のタイ人の極悪プレーヤー共の共同戦線と持ち前のツキの無さにやられ、当初、考えられないくらいの苦戦を長期にわたり強いられましたが、これも持ち前の驚異的な粘りでなんとかポイペトを勝ち越し、その後、ベトナムのムイネーで在住外人がやってるレストラン・ポーカーやプノンペンのナーガ・カジノで圧勝し、いよいよマカオです。
ポイペト、ムイネー、ナーガの話は、そのうち書きます。。。?
さて、12/29、宿泊先の珠海からボーダーを越えてマカオに。
このボーダー超えが厄介で、宿から洪北のボーダーまで歩きで1.5キロほどある上、ボーダーの内部も500mはあり、中国側、マカオ側での出入国審査も長い列ができていることが多い。
ボーダーを無事越えたら、出てすぐの左手にある駐車場に主要なカジノに直行する無料バスがあります。
我々は、まずは、一路タイパ島にあるベネチアンに。
このカジノは2008年の暮れに、観光に来たことがある。
ベネチアの運河を模したアトラクションなどはその時に見たので、今回はポーカールームに直行。
途中、ブラックジャックの卓を見るが、詳しいルールなどはテーブルには記載されておらず、いちいちディーラーに聞かなければならないようだ。
まあ、それ以前に、ミニマムもポイペトなどに比べるととんでもなく高いし(最低100香港ドル≒400バーツ)、全卓かたつむり(シャッフルマシーン)使用なので、カウンティング等の余地が全く無く、論外だろう。
カンボジアのカジノに多数居た日本人等のプロはマカオには全く居ないみたいだ。
そして、ポーカールーム。
六卓ほど開いていて、ざっと見渡す限り知った顔は居ない。
聞くと、10-20と25-50があるという。バイインはそれぞれ、500-4000、1000-8000。
久しぶりだし、いきなり大金がオールインで飛ぶと嫌なので、500で10-25に挑戦。
ビッグがスモールのきっちり2倍になっていないポーカーは始めて。
スモールの額が相対的に小さいとなると、スモールはポジションもビッグよりさらに悪いし、スモールの時にコールで回ってきた場合でも変な手ならどんどん降りて行く戦略を取るべきなのかな、とか考える。
こういう細かい計算がカジノで勝っていくには非常に重要なのです。
卓に着く。20時。
ライブのポーカーはナーガ以来9カ月ぶりなので、いささか緊張する。
ちなみに、ポーカーの勝負の判定のルール自体は世界共通だが、最後にカードを見せる順番とか、ベットの宣言の仕方に関する細かいルールとか、ミスブラインドに関する規定が場所によって色々違う。
卓や席を客が勝手に選んだり移ったりできるかどうか、なんてのも違うし。
なので、その土地の慣行に慣れるまではいちいち戸惑うことが多い。
マカオでは基本的に案内されたテーブルに着くことになっているようだ。
もっとも、厳密ではないみたいだけど。
まるで、中国の都市間バスの座席みたいである。(笑)
中国の高速バスの座席も、切符を買うと座席番号が書いてあり、基本的にはその通りに座ることになっているのだけど、実際には先に来た人から好きなように座っていくことも多く、バスターミナルによって、そのバスによって、時には客の声のでかさ(笑)によって変わるので、その場になってみなければどっちになるかわからない。
ひさしぶりのポーカーだが、出だしは好調で、ブラフも何回か決まり、順調に増えていく。
しかし、右に居たルーズアグレで英語が異常にうまい上海人が、お前はさっきから勝ってばかりなのでバッドビートをさせてやりたいと思っているんだよ、などと言う。
ルーズで甘いところもあり、そんなにうまいやつではないのだが、アグレで毒がありそうなのでこいつは警戒しなければ、と思っていると、ある時フロップでいきなり突然妙な強烈チェックレイズをしてきた。
What???
こっちはAKでAヒット。
上海人チェックに、トム所長普通にベット。
すると、上海人、強烈レイズ。
チェックレイズにやられたら普通なら降りるところだけど、相手は強烈アグレの上海人。
しかも、さっきの発言です。
しばし熟考。
どう考えてもおかしい。
現状は勝っているはず。
ハートか何かが2枚出ていたので、これはフラッシュドローでセミブラフしてる可能性が高いと思い、オッズからも、仕方なくコール(=オールイン)。
ハートよ出るな!と願いながらカードを見つめるも2枚ともハートは出ず。
よし、勝ったか?
と安心しかけたのもつかの間、リバーで俺の勝ちになった。などと上海人がぬかしやがる。
見れば、両面のストレートドローであった。
(;´д`)トホホ
これ勝てば4500ドルのポットを獲得して、一気にいきなりプラス4000ドルの大勝ちになったのに、せっかくこつこつと順調に貯めた2000ドルが一瞬して飛んでしまう。(泣)
リバーの一枚で・・・ううううっ
気を取り直して再び500ドルでバイインするも、運気が下がったのか、あっという間にさらに2回玉砕。
うーーーむ。。
そして、奪われたチップを取り返す暇をも与えず、上海人はさっさと去ってしまった。(糞)
その後、少しがんばって、収支をなんとかプラスに戻すが、そうこうするうちに無料バスの最終時間が迫る。
非常にやりやすいメンバーと雰囲気だったので、ここで朝までやり続けても十分勝てると思ったが、やはり初日なので他のカジノも見てみたい。
マカオのポーカールームはマカオ半島の中心部に集まっていて、タイパ島はここだけだ。(と思ったら、近くにもうひとつハードロックカジノがあったけど)
で、無料バスは多分23時くらいで終わりなので、ここを逃すと朝までベネチアンから出られない。
迷ったけど、結局マカオ半島に戻ることに。
最終バスは23時過ぎだと思うので大慌てでバスまで走ったのに、ベネチアンの系列店のサンズまでのバスは24時までだと!
これならあともう少しやれたがな。。
12/29(木)ベネチアン結果
20:00 - 23:00 3時間 バイイン500×4 +225ドル
最初だからまあこんなもんでいいんだけど、いきなり大勝ちのチャンスを逃した、という意味では残念。