大変に美しい!
私は野草ファンでも大麻喫煙者でも、大麻合法化を目指す人でもないのだけど
一度は見てみたいけど見れないものの一つに大麻草というものがあった。
私は北海道の大学に通っていたことがあり、そのときの大学の先生からは
動植物資源についてあれこれ教わっていた。
そのときに日本には野生の大麻という存在があることを知った。
大麻草という物騒な名前がついている草ではあるけど、実のところはただの麻の原料であり、
また七味唐辛子の原料なのであった。
七味唐辛子にでかい種みたいなのが入っている。あれが大麻の実である。
あれは要るのか要らないのか嫌いな人にとっては
邪魔者扱いで時に賛否両論を巻き起こすわけだけど
香りがよく私はおいしいと思う。
たまに安物の七味には麻の実が入ってなくてガッカリする。
大麻草はつぼみを乾かして吸ったり出来るらしいので残念ながら日本からは駆逐されつつあるのだが、
油をとったり種子を食べたり繊維をとったり有用な使い方がたくさんあるのだ。
そういう有用な麻は当然日本でもずいぶんと昔から生産されてきた植物であったのだ。
だから野生化して雑草化しているのだが、警察に見つかると抜かれてしまう。
ただ、幾ら抹殺しようとしても、
北海道のような広大な土地では駆逐しきれず野生化した
”道産子”と呼ばれる大麻草が自生しているという事であった。
だが、私は当時車を持っておらず、行動範囲も狭く
興味はあっても道産子にお目にかかる事は一度もなかった。
そんな憧れの大麻草に本日神戸のど真中で出会うことができた。
いつも通る普通の場所に1mを超える青々とした美しい大麻草が生えていた。
栄養状態がよければ2mは超えるのだという。
友達にこの感動を伝えたのだが今ひとつ「ふ~ん」という反応に終わってしまった。
さてこの大麻、野生のものと考えたいけど、神戸のど真中に野生とかあるのだろうか?
だれかが栽培してる可能性も否定しきれず、複雑な気分であった。
通報すれば、誰かが逮捕されて草は引き抜かれるだろう。
でも人間の都合で生やされたり引き抜かれたりする植物の気持ちになると
なんだかこのままそっと成長を見守っていくのが良いのかもしれないと思うのである。