誰もが一度は食べたことがあるであろうカップヌードルの生みの親、日清食品の創業者・安藤百福氏は何も無いところから即席めんを発明した偉大な発明家でもある。
かつて朝ドラ「まんぷく」で、2020年大河ドラマの主役もされている長谷川博己さんが安藤百福氏を演じたことでも一気に知られた。
彼は当時、年齢も40歳近くになり、それまでの仕事が取り上げられ、残されたのは家族と小さな小屋。
いわば無職状態なのにも関わらず、頭の中でイメージされていただけのカップヌードルを現実に作り上げて、今では日清食品は年商5000億円とも言われる大企業に成長させた経営者だ。
そんな偉大な経営者・安藤百福氏が残した名言がこれだ。
「5年間。必死で働く意志と体力さえあれば、年齢など関係なく必ず成功できる」
成功できたからこそ効果のある言葉ではあるが、カップヌードルの発案から5年もかけて商品化となったことを物語っている。
ハッキリ言って、5年もの時間がもらえるとして、カップヌードルの完成品を知らずに、あれを一から発明してみろと言われても作れる気がしない。
そう言えばどうしてあのヌードルは固まっているのか?と疑問にすら感じる。
朝ドラで工程を見ていても未だにそう感じるのだから、やはり天才だったのだろう。そこに努力が加わったときの爆発力は凄まじいな。