『718 ボクスター』の購入を本格的に検討し始めてわりと早い段階で願ってもない幸運が訪れた。
ポルシェセンター(以下:ポルセン(全国のポルシェディーラーの名称))で最初に応対してくれた営業マン(以下:Oくん)はそのまま担当営業マンになるのだが、若いのにポルシェ熱が凄く、かなり細かな質問にも答えてくれた。
試乗希望にも柔軟に対応してくれた。
初のポルシェ試乗を『718ケイマン』で経験し、次に『718ボクスターS』に試乗してボクスターの魅力に一気に引き寄せられたところで本命の『718ボクスター』の試乗となった。
平日限定で試乗車を一日貸してもらえるという事で日程を調整していた。
ところが、いざOくんから連絡が来るととんでもない申し出だったのだ。
ポルセンの定休日は毎週月曜、火曜日。
試乗車を日曜日の夕方に取りに来てくれれば、水曜日の閉店までに戻してくれれば良いという。
なんと3泊4日のレンタルなのだ‼️
『ポルシェ』ともなるとそんな事は珍しくないのか⁉️
これには背景に嬉しい誤算があった事と、購入検討の主導権がOくんに移った瞬間だった事を試乗を終えてから知るのだった(笑)
ポルセンへ試乗車を受け取りに行って「やられてしまった」のである。
僕は白い『ボクスター』に乗るイメージだったのに、目前の「ミッドナイトブルー」という紺色を身に纏った『ボクスター』は、黒とクレヨン(アイボリー)のツートンレザーシートと相まって何とも言えないカッコ良さなのだ。
地味というよりも品があると言った方が適切だった。
仕事を2日間も休むという暴挙に出て、時間が許す限り走り回った。
念願の高速道路に様々なワインディング。
そのパフォーマンスとマナーの良さに完全にノックアウト。
楽しい時間はあっという間に過ぎて行くもの。返す気が失せてしまっていたが渋々返却に向かった。( しかも閉店間際という往生際の悪さ)
ポルセンへ戻ると閉店時間が近いにも関わらず丁寧に出迎えてくれた。
ここで今回の信じ難いレンタルがあっさりと実現した理由を教えてもらった。
今まで『アウディ』を3台乗り継いできていたのだが、そのディーラーにいた営業マン(僕の担当になったことは無い)だった人がポルセンの店長になっていたのだった。(見た事ある人が居るなぁとは思っていたのだが…。)Oくんが店長へ話を持ち掛けた際、アウディでも何台も試乗していて貸出には問題ないと快諾してくれたのだ。
そして何と、貸出中に預けておいたS『S3』は洗車されホイールまでピカピカになっていた!
そんなこんなで3日間『ボクスター』に魅了され、ディーラーの術中にハマった僕は無事(?)契約に漕ぎ着けたのだった。
祝🎉
初ポルシェ❗️
予算の都合上、試乗車から泣く泣くいくつかのオプションは削ったが、全体のイメージはそのままになる仕様にしてもらった。
(細かな仕様は何かの機会に紹介しようかぁ?)
納車当日に無事お祓いも済ませ今に続く楽しいポルシェライフを始めたのだ😁



