バルセロナから車で約3時間。
フランスとの国境近くにある小さな港町「ロセス」の山道を登って降りて、、、到着した小さな入り江に世界中のグルメ羨望のレストラン、エルブリがありました。
一年の半分しかオープンしない50席にも満たないようなリゾートレストランに、年間100万人とも200万人ともいわれる人たちが予約を取ろうと躍起になっていたなんて、この静かな入り江からは想像もつきません。
我々が訪れたのは、残念ながら冬場のオフシーズン。
料理自体は、前のブログにもご紹介したようにマドリッドで体験できましたが、やはり場所そのものを見てみたいということで、はるばるバルセロナから車を飛ばしてやってきました。
写真で見たり、人から聞いたりしたことはあったのですが、こんなに小さくて静かな入り江。
オフシーズンは無人のため、レストラン自体は閉ざされていて中に入ることはできませんが、周りの雰囲気は堪能できました。
わざわざ往復6時間かけて見に行くだけの価値があったのか??
私は十分にあったと思います。
レストランや料理は、味やサービス、店内の雰囲気もすごく重要ですが、周りの雰囲気や立地も実は大きな意味を持っていると思います。記憶に残るレストランとは、やはりこういうとこなんだな、ということを実感しました。わざわざ感も印象深いものとなりますよね。ここを訪れたセレブの中には、プライベートジェットとヘリコプターを屈指して来た方もいたそうです。
日本の箱根に老舗レストランのオー・ミラドー というオーベルジュ(宿泊施設も付いたレストラン)がありますが、ここも雰囲気が抜群。でも、このロセスには負けますね。
エルブリは昨年閉店してしまったのが本当に残念です。
バルセロナへの帰り道、せっかく来たのだから、美味しいレストランに行こうということで、夕食にサン・パウ という、ミシュラン星付きのこれも著名なスペイン料理レストランを予約してありました。運転手さんが道に迷って、到着が遅くなってしまったのですが、ぎりぎりセーフ。
ここのロケーションも抜群で、テラスから眺める海岸の光景は、リラックスムード満点。
もちろん料理もさすが。
洗練さと上品さ、それに加えて女性シェフらしい繊細さも感じられる素晴らしい料理をおいしくいただきました。
今のスペイン料理って、こんな感じです。
パエリアとか、魚介だけとか思っていると大間違い。
たまたまカリスマ女性シェフのカルメ・ルスカイェーダさんもキッチンに。
遅くなって、他のお客さんがほとんどいなくなったので、彼女自ら直々に、キッチンも見せてくれました。
サン・パウは世界で初めての支店を東京日本橋、コレドに出店しました。
スペインと日本の時間がすぐにわかるように、キッチンに時計が2つ。
日本橋にも何回か行きましたが、やはり雰囲気は圧倒的に本店の勝ちですね。
日本橋コレドのサン・パウ も、本店と同じように、1階がキッチン、2階がレストランで、お店の外からキッチンが見られる仕様です。おもしろい。キッチンを見せるということは、並大抵のレストランにはできません。非常に清潔で整理整頓ができているということ。ルスカイェーダさんの自信の表れですね。
場所はコレド日本橋のアネックス(本館の裏手)、洋食で有名な「たいめいけん 」のすぐ近くです。立派な一軒家なので、すぐわかります。











