明けましておめでとうございます
旧年中はお世話になりました
なかなかブログの更新ができない2012年でした
どうでした2012
どうするよ2013
正月は毎年恒例となった善寶寺の札配りを
31日夕方から1日朝まで勤めながら年を越しました
札配りといってもお守りの販売のバイトなんですよ
正月のお守りを買う方々に接し、
初日の出を善寶寺から眺め、
10年やった接客業を思い出せる仕事である札配りは
給料云々よりも、感じることの多い仕事です
自分もそうだけど友人たちは山伏や出羽三山の文化に関心のある人が多く、
Facebookを見ていると、善寶寺派は少数のようでした
でも我が家は善寶寺と同じく曹洞宗であり、総代でもあるので
初詣は必ず善寶寺です
初詣などは文化や風習の好みでなく、
家の宗派やルーツに沿って行く方がいいですね
20代の頃はどうしても行事にインパクトのある羽黒山に行き、
トンブリのおにぎりをよく食べたもんです
出羽三山は山岳信仰ですが善寶寺は龍神信仰(海や漁業)で
農家としては出羽三山なんだろうが、
五十嵐家としては曹洞宗ですからね。
出羽三山に押されがちとはいえ、
善寶寺は1200年の歴史を有し、
海の神を祀る寺としてはとしてはとても珍しいので
全国から参拝客が来られますし、
人面魚で話題になった貝喰みの池は藤沢周平の作品にも出てきます。
善寶寺物語という作品も藤沢周平は書いています。
さらに龍神様という神様を祀るお寺であり、
神仏分離されていない?希有なお寺であります。
曹洞宗三大大祈祷場のひとつであったり、
北廻りの航路を支えていた日本海側にとって重要だったのかもしれないし、
酒井家のお抱え大工であった方が五重塔を建てたり、
何か歴史的な背景があるのでしょう。
徹夜明けの昨日と今日は
年をまたいだ大掃除や、綿花の種採りをしていました。
これは白綿で、まだ茶綿と緑綿は種を採ってない・・・
種採り器を使わないとなかなか手こずるな~
種は意外としっかりしてるんだよね
さらに簡易版柿酢の仕込みなんかもしていました。
今年は柿が柔らかくなるのが遅くて、年明けの仕込みになりました。
簡易版というのは黒酢を足して発酵を即するもので失敗はしませんので、
酢を入れないものも試してみようかな
2~3ヶ月したら、濾して瓶詰すれば完成。
正月のおせちなどは我が家でぜんまいを煮たり、
こづけを作ったりは定番です
今年のなますは柿がまだ使えて美味しかったよ~
近所のばばちゃんらからは手作りのこんにゃく芋を貰いました
普通のこんにゃくより歯ごたえや風味がとてもいいもんです
今年から我が家も加工までやってみようと思います
大好きな黒豆もたっぷり煮てもらい
ぶんぶく太っちゃいそうだよ~
3日も善寶寺さ居ますので遊びに来ての~
んでは今年も更新はのんびりだろうけど
変わらぬご愛顧のほど
よろしくお願い致しますね~