このところ
社長さんや
管理職の方からの相談NO.1
そのご相談内容が
若手社員が続かずすぐ辞める
というもの。
この原因を先に
はっきりと申し上げますね。
原因は社長さん自身、
または管理職の方に
原因があります。
この若い、は２０代を指しますが
まずこれからの時代の流れは
ワークライフバランスの充実です。
大学生が会社を選ぶ基準は
データとして実際にあるものが
1.社員の健康管理を考えているかどうか
ブラック企業ではないか
精神、体力が病む職場ではないかどうか
2.プライベートが重視できるかどうか
プライベートも充実させたいと
考えているので
自由に有給が取れるかどうか
3.仕事へのやりがいがあるかどうか
自分が仕事を通じて
社会へどう貢献できるかどうか
これらが最も重視されている
ということが
データでわかっています。
だからこそ
そこに早く気づいた大企業などは
SDG'sなどの取り組みを
全面に打ち出しています。
昔はお給料が高いかどうか
大企業かどうかが
会社を選ぶ基準でしたが
今はそうではないようです。
２０万円くらいであれば
若くても
生活していくのにやっとな時代です。
２０万円ならば
手取りは１８万円以下と言えます。
１８万円で厳しいことを伝えても
休みがなくても
きつい仕事でも
「言うこと聞きなさい」っていうのは
無茶があると・・・
多くの若者は思っています。
同じ１８万円ならば
キツくない仕事がいいと思っています。
だから、転職するっていう。
逆に言うと
お給料が高くても
多分、すぐ辞めます。
「やれやれ、働け」では
今の若い子は動きません。
基本的に組織というのは
自主的に働こうとする力を伸ばしていく
という能力が管理職や社長に必要です。
この自主的に、がポイントで
「やれやれ」だと
今の若い子は動かないです。
いや、若くても動かないと言えます。
だって、頑張っても
お給料が上がらない時代なワケだし。
世界ではお給料は３０年前よりも
１０倍とか５倍とかになっているのに
日本では同じです。
今の管理職の方々は
２０年以上同じ会社にいて
お給料が年功序列で上がったかもしれません。
ですが今の若い子は
５年働いても１０年働いてもお給料が
上がらないし
ボーナスも少ないし
退職金もないし
未来への保証など
何一つない時代に
生まれています。
年金も一体何歳になったら
もらえるのだろうと
思っています。
そんな中で
未来へ希望を持つより
今を楽しんでいきたいと
思っています。
まず、働く環境を整えることも
経営者の仕事
管理職の方の仕事です。
同じことを望むのは無理です。
時代が違います
若くても
相手には人生があります。
何度も言いますが
１０数万円では
とても自立して
生きていけないわけです。
また多くをあげるから
これくらいやりなさい
ではなく
やってください、お願いでもなく
自分（会社）は
こうこうこういう未来を
目指している
というビジョンを掲げて
それを若手社員に語ること
そして
そのために
あなたの仕事はこうだ、という
ところまで落とし込めているかどうかです。
若い人は
この社長さんのために
なんとか会社に貢献したい
または
上司のために
一緒に頑張っていきたい
そう思ってもらえるための工夫を
どれくらいしているでしょうか？
会社の理念を話していますか？
会社に入ってまだ１年未満とかで
会社の未来へ貢献したい
顧客様のために
（そもそも顧客のためか
会社の利益のためか
というところも大事になってくる）
という気持ちを育てるには
まず会社の理念を話し
「この上司のために頑張りたい」と
思ってもらえるような人間になることが
大切です。
やれやれ！と言われても
しんどいだけ。
やれやれならば
誰でも言える。
そしてしんどくなるだけです。
言われている方は。
本当は頑張りたくても
頑張れないんですよ
やれやれ、だと。
一番あかんやつは
「あなたのお給料はどこから来ている」とかいう上司
これ私も若い頃言われたなあー
いやでも毎日会社に来て
労働力を提供していますけどって
ずっと思っていました。
特に営業職などは
一番しんどい部分であり
会社が嫌になれば
独立する人も
多いと思います。
しんどさを強要するのは違います。
まず、楽しんでもらう
そしてプライベートも充実してもらう
そしてこの会社のために
頑張りたい
この上司のために
頑張りたい
と思ってもらうことです。
顧客に貢献したいと思うならば
会社を辞めて
顧客さんだけ引っ張られると
思ったほうがいいです。
また、相性もありますけども。
上司と部下の相性。
それは宿曜経鑑定で
はっきりと確かな答えが出ます
経営者の方に大変人気な占いです
ということで
参考になれば
幸いです。
