小学生の息子が春休みになったので
数日間、実家に帰ってきました。
息子は田舎でじいちゃんと農作業するのが
大好きで、毎回帰省を楽しみにしています。
そこで大変なことが起こりました。
実母と一緒に夕飯のしたくをしているときです。
外のキッチンで母が天ぷらをあげて
屋内のキッチンに持ってきたので
つまみ食いしていたところで
実父が、
「火が出とるぞ!!」
というので外にでてみると
先ほどの天ぷら鍋から
火が立ち昇って軒まで火柱が上がっていました。
両親は慌てふためいて
蓋を被せたり
濡れタオルを投げ込んだりしましたが
火の勢いは全くおさまりません。
母から前日に消化器を買ったことを
聞いていたので
「消化器!!!」
と叫ぶと、我にかえったように母が
ビニール袋を被せた消化器を持ってきました。
炎の前で、消化器を抱えて
「安全ピンが抜けん!」
と慌てる母を押しのけて
「貸して!!」
と消化器を奪い、
ピンを抜き
ホースを炎に向けて
レバーを握る
すると、薄いピンクの粉を撒き散らしながら
一瞬で炎は鎮火しました。
幸いなことに、
火は他に燃え移ることなく
周辺を焦がしただけですみました。
いくつもの偶然が重なって
火事になるまえに消すことができました。
・父が外に出て火をみつけたこと
・70年間、買ったことのない消化器を買っていたこと
・それを娘の私に話していたこと
・私が消化器の使い方の訓練を受けていたこと
ベトベトになったキッチンの片付けをしながらこれは偶然ではないと思いました。
勘の鋭い母は、
事前に何かを感じていたはずです。
それでも、
実際は冷静な行動ができませんでした。
本能として火は怖いです。
そして、両親の衰えも実感しました。
いろいろな想定をしなおす時期が
きているのだと思った事件でした。