母のこと…
休みだった夫が「ゆっくりしてね」と、久しぶりの一人時間を得た私は、自転車で行ける近くの天然温泉へ…
一人で湯槽に浸かるのはいつぶりだろう?
ここに母と最後にきたのはいつだっただろう?
母カヨコの体調が良かった春先、カヨコはここに来たがっていた
でも、脱毛がひどくて、人目を気にして来られずにいた
「行きたいな〜」って呟く母に、
妹が「〇〇日なら私、仕事帰り行けるよ!閉館間際なら人も少ないだろうし、行こうよ!」
誘ってたけど、結局行かずじまい。
温泉に2時間つかり、隣のかっぱ寿司へ。
カヨコは別店舗のかっぱ寿司で働いていた。
私が高校卒業と同時に両親が離婚し、私たち娘を育てるためにカヨコは、産婦人科の厨房とかっぱ寿司のWワーク
12年働き続けたカヨコは、いっつもお土産に寿司を買ってきてくれて、夜食にかっぱ寿司…
カヨコが好きだった、サーモンにオニオンスライスとマヨネーズが乗った寿司。私は上に余計なもの載せたくなくて…でも今、カヨコを想いながら食べています。
7月頭に四十九日を済ませ、お墓に納骨してきました。「千の風に〜」って歌では「私はそこに眠ってなんかいません〜」って歌ってるけど、納骨しちゃうとお墓に行かなきゃ会えないような気がして寂しくて…
ミニ骨壷を買いました。
私と妹の分。そこにちょっとずつ骨を入れて仏壇に置いてます。そのおかげかな、あまり寂しくないのは。
かっぱ寿司で一人寿司。
あーーやっぱり寂しいな