世界の滅亡を感じた事はないだろう。例えば存在はなければ良いと考えたり思ったりする人はいるが、存在が無ければそれさえもない。

レノンパーストが何を求めたかは知らない。実際にツォルノツツスは、「レノパー!(怒り)」という風に軽んじてあだ名で呼んでいた。それはツォルノツツスが、見たからだ。パールオパールとブルースキンエルフとの関係を。だから軽蔑をしていた。
だがパールもスキンも、命を救われただけではなく、心を救われたのだからまんざらでもない。

かくして出会ったのが、ナガギダとその妹のツォルノツツス。
わたしは高いたかいをされて、まるでぬいぐるみのように遊ばれて、その後にツォルノツツスのベッドで眠る事になる。可能性にとっては、読めない心だったのだろうか。もし意味があるとしたならば、彼女がわたしを愛した理由は、それしかないと思う。





パーティ2
ナガギダ
ツォルノツツス