さて、一回目のブログは私なりに感じた、国家資格キャリアコンサルタントと2級キャリアコンサルティング技能士の受験者視点の実技レベルの違いについて書いてみます。

 

下の図は、キャリアコンサルタントを勉強された方なら、聞いたことがあるかもしれない(ちなみにJCDAの私は国家資格の段階では、恥ずかしながら知りませんでした)、コーヒーカップ方式です。敢えて諸富先生Ver.を使います。

この図は左から右にキャリアコンサルティングの流れを示しています。私自身、2級合格前はこれがイメージできて、ようやくうまくいきました。

 

Ⅰ. 国家資格 キャリアコンサルタントの場合

 この資格は上の図でいうと、相談者自信が内面世界の自己探索に入るための問いかけ、そして支援ができれば十分合格だと思います。

最初はコーヒーカップどころか、皿かお盆くらいの深さの支援しかできないはずです。そもそも関係形成すら練習しないとできないですね。

私も最初は主訴当てクイズみたいなことを考えていましたから、皿より浅かったです。

コーヒーカップに近づけるポイントは①関係形成期では、傾聴、 ②自己探索期では経験代謝、これさえ意識すれば大丈夫。

逆にこれ以上のことは相当のレベルでないと無理なので、シンプルに考えてスキルアップしましょう。そして実際の支援の場でもこれを活かしてみましょう。

 

Ⅱ.2級キャリアコンサルティング技能士

 熟練レベルといわれるこの資格では、内面世界の自己探索期を経て、カップ深さや形を、相談者が気づいて、自らの力で③の行動計画期に向かう支援ができれば合格でしょう!

この資格も国家資格の主訴当てクイズと似たようなもので、目標当てクイズや方策当てクイズをやっているようではダメですね。

ポイントはカップの深さや形を、相談者と共有して、相談者自身に気付いてもらうこと!つまり、相談者自身がコーヒーカップを十分満たしたかどうかで合否が決まるとも言えますね。=熟練レベルとはそういうことでしょう。

 

JCDAの私は経験代謝の強みがあり、②の自己探索期で内面世界に導くことはできるのですが、現実世界と内面世界を合わせることに大変苦労しました。経験代謝も上達すれば経験代謝だけでカップがいっぱいになることもあるでしょうが、私の腕前では無理でした。底から抜け出せないまま、試験で失敗。

JCDAとキャリアコンサルティング協議会の違いか?と考えて産業カウンセラーの勉強会にも出たりしました。(有意義な遠回りでした)

①→②→③とコンサルティングプロセスを重視されているのは分かるのですが、内面世界へのアプローチが浅く、少々違和感があり、悩みました。

 

最終的に、1級技能士の先生にフィードバックをいただいた、「相談者の訴えた問題にキャリアコンサルタント視点の問題を合わせて目標設定してみたら」という助言を意識してようやく合格。 相談者のコーヒーカップが満たされる支援をするのが2級技能士だ。熟練レベルとはそういうことだ、と考えながら日々研鑽しています。