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こんばんは、フクロウです🦉
 

昨日は会議が多く、忙しい一日でした。

今日は戸建ての「傾き」について、少し掘り下げてお話ししたいと思います^_^


戸建ての瑕疵(かし)とは?
戸建て住宅でよく見られる瑕疵としては「傾き」や「雨漏り」が代表的です。

その他にも、「シロアリ」や「給排水管の不具合」なども注意すべきポイントです。

購入後に発覚すると大きな問題になるため、しっかり確認することが大切です。


傾きの基準は?
住宅における「傾き」の基準ですが、一般的に1メートルの距離で6ミリ以上の傾きがある場合、建物の瑕疵として認定されます。これは、国土交通省が定めた住宅性能表示制度などでも参考にされている数値です。

この基準を超えると居住性や安全性に影響を与える可能性があるため、修繕が必要になります。


傾きの原因は?
傾きの原因として、まず思い浮かべるのは「地盤沈下」や「軟弱地盤」です。

これらは土地の強度に問題がある場合に起こりやすく、地盤補強や改良工事が必要になるケースがあります。

特に新築の物件でも、地盤調査が不十分だと、こういった問題が数年後に発覚することもあります。

一方で、局所的な経年劣化による傾きも存在します。

例えば、重たい家具やピアノなどを長期間同じ場所に置いていた場合、その部分だけが沈み込むことがあります。このようなケースでは、建物全体ではなく、部分的な修繕で済むこともあります。

 

売却・購入時に注意すべきポイント
物件の売却や購入の際に、傾きの原因をしっかりと理解することは非常に重要です。

原因を正確に把握しないと、必要以上に安く売却してしまったり、逆に瑕疵を見逃して高く買ってしまうリスクがあります。
また逆に、傾きを軽視すると大きな修繕費が後から発生する可能性もあるため、売却・購入前の慎重な調査が大切です。



傾きを調べる方法は?
最近では、レーザー測定器を使用して建物の傾きを高精度に計測することができます。

傾きが確認された場合、その原因が地盤にあるのか、経年劣化によるものなのかを判断するために、地盤調査や構造検査が必要になります。地盤の問題が判明した場合、必要に応じて地盤改良や補強工事が行われることもあります。


傾きの是正方法について
傾きを是正する方法は、地盤にアプローチするケースと、建物自体を修繕するケースに大別されます。

例えば、地盤沈下が原因であれば、地盤改良や杭打ち工事が必要になることがあります。建物自体に問題がある場合には、ジャッキアップなどで建物を持ち上げ、傾きを補正する方法もあります。
経年劣化による傾きの場合は、床を貼りなおす際に、プレートやパッキンを噛ませて、物理的に床レベルを調整する「レベル調整」という手法がとられることもよくあります。



このように「傾き」にはさまざまな原因と対処法があります。

今回はほんの触りの一部の情報です。もし気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

明日も頑張ります💪🏻