JR2021年春のダイヤ改正発表!
2020年12月18日16時頃、JR西日本が2021年春実施のダイヤ改正の概要を発表しました。改正日は3月13日土曜日に決まりました。コロナ禍で減便・運行短縮が目立つことは決まっていたものでしたが、どのような改正になるのか見ていきましょう。今回はその第一弾として、在来線岡山支社管内の改正概要を見ていきます。
山陽線では昼間の一部時間帯で和気行から瀬戸行に変更します。これによりこれまで毎時2本あった瀬戸〜和気の本数が毎時1本に減便されます。これは瀬戸以東の利用者を見ても納得できますが、沿線からしたら残念でしかならないでしょう。
この運転区間短縮で、運転される車両を少しでも減らし、老朽化での故障を防ぐ目的があるのかも知れません。(筆者の考え)
赤穂線でも昼間一部時間帯で長船行を西大寺行に変更します。これも利用者数から見れば納得の改正でしょう。これにより毎時2本あった西大寺〜長船が毎時1本に減便されます。これも使用車両を減らすことができ、効率よく列車を走させれるでしょう。
土休日のサンライナー大幅減便
土休日の快速サンライナーが大幅減便されます。これまでの1日上下16本から僅か上下3本になります。サンライナーとして運行されていた時刻の列車が普通に格下げ!ともならず、山陽線の本数が減便されるようです。サンライナーは乗車率が低かったのは事実ですが、普通列車に変更すれば需要があり、他列車の混雑緩和を図れたのではないかと思います。(筆者の考え) 平日はこれまで通りの本数で運行されます。
桃太郎線にパターンダイヤ導入!
最後に
桃太郎線にパターンダイヤ導入!
因みに桃太郎線では減便、増便の措置はとられませんでした。
津山線始発・終電の大幅改正!
津山線で始発は19分の繰り下げ、終電は14分繰り上げとなります。始発は元々、始発ののぞみ84号に合わせて設定されていましたが間に合わなくなり、1本後ののぞみ86号に接続となります。この改正は利用状況だけでなく、保線員の労働環境改善を図ってのダイヤ改正なのでしょうがないと言えるでしょう。
最後に
このほかにも終電の2〜3分の繰り上げや一部列車の数分の変更があるようです。詳しい情報は時刻表3月号が発売される来年2月末まで待つこととしましょう。今回はコロナ禍の中で利用状況を慎重に見ての改正だったことが伺えます。『後戻り出来る減便』が主流と言われてきましたが、まさにその通りでしょう。終電繰り上げはコロナだけでなく、保線員の労働改善にもつながっています。終電繰り上げに落胆するだけでなく、安全に電車を走らせてくれる鉄道会社の社員のためにも協力しましょう。
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