皆さ～ん、最近歩いていますか

散歩っていいですよ

さあ、散歩に出掛けましょう

散歩は大人の休み時間

一歩踏み出せば、冒険が始まる

と言う訳で、今回は江戸時代歴史好きなら一度は訪れたい日本橋をお散歩

まずは、東京メトロ三越駅前地下道にある「熈代勝覧（きだいしょうらん）」をじっくり鑑賞

日本橋からは富士山も見え、江戸時代の庶民の活気溢れる暮らしぶりが細かに

年代は文化2年(1805年）頃で、総勢約1600名に三越（三井越後屋）等老舗も。

絵巻は作者不明ながら、1999年にドイツの個人宅の屋根裏で偶然発見

原画はベルリン国立アジア美術館所蔵とのことで、複製ながら一見の価値あり

紙屑回収／鏡磨き／刃物研ぎ／古着売り／桶直し／本貸し／雪駄直しなども登場、

現代にも繋がるサステナブルな循環型社会が見られて興味深い

また、読売り／飛脚／占い師／鷹匠／虚無僧／薬売り／菓子売り／出前持ち等、

色んな職業身分問わずまた表情豊かに描かれていて見ていて飽きない

そんな絵巻で日本橋を堪能した後には、実際に現代の日本橋へ

銘板に記された日本橋の文字は、最後の将軍徳川慶喜公のものとか

東野圭吾原作の映画「麒麟の翼」でも登場した麒麟の像

上空に首都高が掛り姿を変えているものの、2040年度完成を目指し地下化に

そして、橋の入り口にある「日本国道路元標」は国道の起点の証

こちらはレプリカで、本物は橋の中央の道路上に

16年後、空が見える元の日本橋がお目見えと言うことで楽しみであります

そんな日本橋の歴史に触れられたお散歩でした

日本橋歴史探訪