CoCCOLE(コッコレ)のERIです。
7月2日から3週間近くイギリスに行ってました。
イギリスには歴史のあるスピリチュアリストの学校がいくつかあります。
(わたし達界隈では”まほう学校”とも呼ばれてますが)
その中で、
コース期間中は宿泊できて
食事が美味しくて(これすごく大事💛)、
自然や動物(馬やリスや)に囲まれて、
朝から夜まで多くのスピリチュアリストと共に学べる環境は
おそらくAFC(Arthur Findlay College)しかないだろうと思いますが、
そのAFCジャパニーズウィークに参加 and 友人の家に滞在してきました。
今回のジャパニーズウィークは62名の参加者ということで過去最多だそう。
初めて開催されたジャパニーズウィークへの参加者は30名前後で、
そこから倍に増えているんですね。
私達が安心・安全にこのジャパニーズウィークに参加できるのは、
ジャパニーズウィークをオーガナイズしてくださっている日本人の先輩方、
通訳を担ってくださる方達あってこそなのだと、
現地であらためて感謝を感じました。
同時に、
もっとミディアムシップの役割、認知を広めていきたい、
もっともっとミディアムシップが増えてほしい、
そんな姿勢を感じました。
私自身もその役割を少しでも担えるようにと臨んだイギリス滞在でしたが、
普段はプロのミディアムや講師として活躍されているような素晴らしい方ばかりのクラスで、かなりチャレンジングで感情の浮き沈みのある時間を過ごしてました。
チャレンジングとは、未踏の地に足を踏み入れるという意味合いではなく、
怖さや疑いを持ってしまう自分との闘いという意味でのチャレンジングです。
これまでの自分の殻を破る必要がありました。
そして感情の浮き沈みというのは、
ある種の落ち込みとか迷いとか、普段の生活ではあまり感じることのない感情の波や孤独と向き合う感覚です。
たいていは周りの人との比較から始まるわけですが・・・!
ところが、
久々に感じた 心や感情がもみくちゃにされるような状態から、
どこかで抜けていくタイミングがあったんです。
それが具体的にどこ、いつ、というのは覚えてないんですが、
今学んでいることは
スピリットワールド、
亡くなられた方のためであり、
”自分を使ってもらう”という意図が、
微々たるものながらもうっすらと心におり重なってきて、
そのうち自覚できるぐらい意識に上がってきて、
そこからでは・・・?と、思い返してます。
それと並行して私の中で、
”グリーフケア”という言葉の存在感が大きくなっていきました。
グリーフケアとは何か?
グリーフケアとは死別をはじめとする「喪失」を体験した人の悲しみや痛みに寄り添い、立ち直り、自立できるようにケアやサポートを行うことです。
悲嘆(ひたん)療法と呼ばれることもあります。
現在 医療からスピリチュアルな領域までざまざまなアプローチが存在していると思います。
実際にグリーフケアはカウンセリングにもヒプノセラピーにもあって、
それぞれ具体的な進め方があります。
私が感じる限りカウンセリング、ヒプノセラピー共に
悲しみきること、当時出せなかった感情や想いを自分なりに出しきって消化していくことが大切になります。
例えばヒプノセラピーでは、
潜在意識が優勢の状態で亡くなった方とやりとりします。
そこで当時感じていた気持ちや言葉をご本人から故人にお伝えし、イメージの中のお部屋からそれぞれ離れます。
それ自体が、時計が止まったようになっていた状態を ”前に進めます”という宣言になることもありますが、そのタイミングはクライアントさんが決めること。
そして前に進めること=亡くなった存在を忘れるということではありません。
これからも自分の中に存在してくれているという安堵の気持ちも湧いてきます。
軸としては遺されたクライアントさんを主体にしたセラピーといえます。
さて、ミディアムシップの中心はスピリットさん、つまり亡くなられた方です。
スピリットワールドに存在しているスピリットさんからメッセージを受けとったミディアムはそのままクライアントさん(シッターさん)にお伝えします。
やりとりというよりはミディアムが受けとったエビデンシャル(証拠になる)な情報やメッセージを聞くカタチになります。
スピリットさんはもしかしたら遺された人達が望むようなメッセージをくださらないかもしれません。
しかしミディアムは受けとったメッセージをそのままお伝えします。
それがスピリットさんとの信頼関係に繋がるからです。
もう一つ、ミディアムシップのセッションには、亡くなられた人があちらの世界(スピリットワールド)で活き活きと今も存在し続けていることを知ってもらう役割もあると思います。
魂は永遠に存在し続けていることを証明していくのです。
前者とは主旨や性質が違いますが、今回ミディアムシップのセッションがどれだけグリーフケアとして重要なものか、AFCで肌で感じました。
わたし自身の経験は後ほどブログで紹介させていただきますが、肉体が存在しないはずなのに、亡くなって年月が経っているはずなのに、今ここにいるかのように鮮やかにスピリットさんのエネルギーが蘇ってきます。
胸の辺りが温かくなって満たされるような感覚になります。
ここにいる!?とさえ思う時もありました。
姿が見えないだけ、肉体がないだけ。
でも魂は確実に存在し サポートしてくれている、
そんな確信、安堵、愛。
心理療法的なアプローチと、
スピリチュアルなアプローチ、
間違いなく どちらも大切なグリーフケアだと思います。
【セラピールーム CoCCOLE(コッコレ)】