【今日の漢字】
『饗』
饗(きょう)...酒食を設けて、もてなすこと
作品タイトル『IMPRESSION』
饗という文字を目にしたとき、論語の「朋あり遠方より来る、また楽しからずや」という言葉が浮かんできます。
つまり饗を共にするのは、友ではなく「朋」、つまり単に仲が良いというのではなく、同門であったり同輩でなくてはならず、さらに「遠方より」来る、つまり滅多に会えない朋と酒を酌み交わして歓談するからこその楽しみをいうのではないかと思えるのです。
饗とは、ごちそうを食べるのでも美酒を酌み交わすのでもなく、言葉少なくともわかりあえる朋と、次はいつ会えるかわからない環境のなか、昔であれば焼いた山鳥でもむしりながら、手元にある酒で楽しむひとときのことをいうのではないでしょうか。
山海珍味を並べ立て、入手困難な酒を置き、頻繁に会って会話をしなければわかりあえないような仲間との会食は、「グルメの会」であって決して「饗」ではありません。
だからこそ、このご時世において、「饗」こそが本当の贅沢な会食といえるのかもしれませんね。
【今日の一言】
『饗』とは、
『It's not the dining together with some people that's important, its the time together with true friends』
