【仮説4】単純なスタミナ切れだったのか

ここでは酷暑や低援護率ではなく、シーズンを乗り切る根本的なスタミナに関して検証してみたい。

まずは森下暢仁投手の年度別の月別防御率を見ていこう。

 

●表13「森下暢仁投手の年度別・月別防御率」

 

表13を見ると、コロナ禍で6月から開始された2020年を除くすべてのシーズンで8・9月の防御率が悪化しているのが分かる。

8月に関しては今年同様好成績を示している年もあるが、9月に関しては4シーズン連続で成績を落としている。

森下投手に関してはシーズン終盤にスタミナ切れを起こす傾向がありそうだ。

続いて床田寛樹投手を見ていこう。

 

●表14「床田寛樹投手の年度・月別防御率」

 

表14を見ると、本格的に先発ローテ―ションを任されるようになった2022年の8月、2023年の9月、2024年の9月とシーズン終盤の防御率が悪化しているのが分かる。

これは森下投手同様スタミナに問題があると言えるのではないだろうか。

続いて大瀬良大地投手を見ていこう。

 

●表15「大瀬良大地投手の年度別・月別防御率」

 

表15を見ると、毎年3・4月は安定して素晴らしい成績でスタートしているが、5月、6月とシーズンが進むにつれて悪化傾向にあることが分かる。

大瀬良投手の場合、5・6月を乗り切れれば安定した成績を残すことができそうだ。

乗り切れるシーズンと5月から悪化してしまうシーズンの違いは何なのか謎だが、乗り切れた2018年と2024年でも9月の防御率は悪化しているのでスタミナに問題はありそうだ。

 

●結論

カープの主力3投手は今年だけではなく、毎年シーズン終盤にスタミナ切れを起こす傾向にある。

これを改善をする方法があるのかどうかわからないが、今年の戸郷投手や菅野投手のようにシーズン終盤でも変わらない成績を残している投手のトレーニング方法を参考にしてはどうだろうか。

 

これにて【仮説4】を終了する。