私が、スポーツ、スポーツビジネスに携わるきっかけとなった師が5月2日(火)に亡くなっていたと知った。
先月、元気な姿で「羽鳥慎一モーニングショー」のコメンテーターとして出演されていたので「なぜ」の言葉が突き刺さる。
広瀬先生を初めて知ったのは、2004年テレ朝の「朝までテレビ」
プロ野球球界再編について討論する回。
的を射ない論が飛び交うなか、番組終了間際に問題のイシューを見事に視聴者に投げかけた。(アメバTVで再放送されないものか。)
それに魅了された私はその後、多摩大学で広瀬先生に出会う。
スポーツの根源やスポーツビジネスの必要性などを学んだ。
ときには、食事もご一緒していただき、サツマイモが苦手なことを話されたり、日本のスポーツ界の未来について語ってもいただいた。
その学びのアウトプットが、私がこれまで行ったイベントや講演に活かされている。
61歳。未だ早いよ先生。
ようやく、国としてもスポーツ庁ができ「体育」ではなく「スポーツ」という概念が芽生え始めたいま、誤った認識をされぬためにも先生のお力はこの国に必要だったはず。
「日本再興の鍵はスポーツ教育にあり」
広瀬先生のご冥福を祈り、先生のスピリッツを継承していくことを誓う。